ブラック&デッカー、1台で穴開け/ネジ締め/空気入れができる電動工具「マルチエボ」
multievo(マルチエボ) スターターキット EVO183 |
ブラック・アンド・デッカーは、ヘッド部分を付け替えることでさまざまな種類の電動工具として使える「multievo(マルチエボ)」を、10月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、スターターキットが20,000円前後、8種類の各種ヘッドが各4,000円~5,000円前後。
“1台で何でもできる電動工具がほしい”というユーザーの要望から開発された工具で、ヘッド部分を付け替えることで、ネジ締めや穴開けといった作業が1台でカバーできる点が特徴。何種類もの工具を揃える必要がないため、コストパフォーマンスと収納性に優れているという。
マルチエボの本体 | この本体に、ヘッドを付け替えることで、さまざまな電動工具として使用できる | スターターキットには、ドリルドライバー、ジグソー、サンダーの3種類のヘッドが搭載される |
スターターキットには、ドリルドライバー、ジグソー、サンダーの3種類のヘッドが搭載。穴開けとネジ締め、切断、研磨というDIYの基本作業がカバーできるという。
スターターキットに含まれるドリルドライバーヘッド。穴開けからネジ締め、家具の組み立てができる | ジグソーヘッド。木のカットのほか、アルミや軟鉄、床材、塩ビパイプなどもカットできる | ヤスリがけを行なう「サンダー」 |
さらに、オプションのヘッドを別途購入することで、それ以外の作業も可能。別売りのヘッドには、自動車や自転車、ボールや浮き輪などの空気が入れられる「空気入れ(インフレーター)」、ドライバーの回転方向に打撃を加えることで、強力なパワーでネジ締めできる「インパクトドライバー」、直線カットに適した「丸ノコ」、コンクリートの穴開けができる「振動ドリル」、木工の装飾加工ができる「トリマー」などが用意される。
電源には18V・1.3Ahのリチウムイオン電池を採用。充電時間は30分。本体重量は1.3~1.7kg程度で、女性でも扱いやすいという。
なお、トリマーヘッドについては2013年春発売の予定。ヘッドの種類は今後もさらに拡充を図っていくという。
ここから紹介するヘッドは、スターターセットには含まれず、別売りとなる。写真は空気入れ用のインフレーターヘッド。充電式としては初めて自動車のタイヤにも対応したという。自転車の空気入れもOK | バスケットボールの空気を入れているところ | ブロワ(空気の吹き出し)もできるため、パソコンのキーボードの掃除にも使えるという |
ジグソーよりも、精度の高い真っ直ぐの直線カットに適した「丸ノコ」 | 「振動ドリル」は、コンクリートの穴開けも可能 | 木工の塗装加工に使用する「トリマー」。これのみ2013年春の発売を予定している |
電源となるリチウムイオン電池(写真右)と充電器(左) | 今後もヘッド種類の拡充を図っていくという |
(正藤 慶一)
2012年9月27日 00:00
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