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ブラック・アンド・デッカー、直径10cmまでの木が切れるハサミ型電動チェーンソー

 ブラック・アンド・デッカーは、バッテリー駆動の電動チェーンソー「18Vリチウム ハサミ型チェーンソー LLP18」を9月下旬に発売する。希望小売価格は36,750円。

 すでに同社の園芸工具などを持っているユーザー用に、18Vリチウムイオンバッテリーと充電器を除いた「LLP18B」も用意される。希望小売価格は27,300円。

「18Vリチウム ハサミ型チェーンソー LLP18」
本体に描かれたアリゲーターが枝を噛む

 LLP18は、チェーンソーの刃全体をカバーで覆っており、切断する木をハサミのように挟む独自の方式を採用している。従来のチェーンソーのように、作業中に工具が作業者の方に跳ね上がるキックバックの危険がない。また、従来のチェーンソーでは切断しにくい、地面に置いたままの木や小枝も、しっかり保持して安全に切断できるとしている。

 また、2カ所の取っ手に設けられたスイッチを、それぞれの手で握らないと動作しない安全スイッチを装備している。

電動チェーンソーだが、10cmまでの枝が切れる
小枝はまとめて挟んで切断できる
倒木もそのまま切断できる
両手でスイッチを握らないと動作しない安全スイッチを装備している

 バッテリーの充電時間は約40分。満充電時で、直径3.5の枝を約150本切断できる。チェーンスピードは3.8m/秒。最大切断能力は、直径10cmまでの木材。

 カバーにはアリゲーターのイラストが描かれており、ワニのように枝に噛み付いて切断する迫力あるデザインとなっている。

 本体サイズは600×180×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は電池込みで3.1kg。

伊達 浩二