三洋、除菌スピードが約1.5倍になったウイルスウォッシャー搭載加湿空気清浄機

加湿空気清浄機「ABC-VWK14B」

 三洋は、除菌スピードが従来の約1.5倍になったウイルスウォッシャー搭載の加湿空気清浄機「ABC-VWK14B」を9月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は35,000円前後。

 水を電気分解した際に生じるOHラジカル、次亜塩素酸といった物質で、空気中に漂うウイルスや菌を抑制する「ウイルスウォッシャー」機能を搭載した加湿空気清浄機。

 ABC-VWK14Bでは、室内の空気を除菌するスピードを高めるために加湿方式を従来のディスク気化式からフィルター気化式に変更した。フィルター気化式では、素材にポリエステルを採用しており、樹脂を素材としているディスク気化式より水の吸収率が高いのが特徴。これにより、ウイルスや菌を抑制する効果のある電解水をより効率的に室内に放出できるようになり、除菌スピードは従来の約1.5倍になった。

 また、脱臭効果についても、自然の状態に比べると約90%以上の低減効果があるという。

 なお、使用している加湿フィルターは、着脱可能でもみ洗いにも対応しており、交換は10年間不要とする。

 運転モードとしては、室内が暗くなると自動で静音運転に切り替える「おやすみ自動運転」などの機能を備える。

 本体サイズは、405×205×548mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約8.2kg。適用床面積は14畳まで。1時間当たりの加湿能力は最大500ml。給水タンクの容量は約2.5L。最大消費電力は73W。

空気清浄機「ABC-VW26B」
 また、加湿機能のない空気清浄機「ABC-VW26B」を11月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は50,000円前後。

 ウイルスウォッシャー搭載を搭載した空気清浄機。ABC-VW26Bでは除菌後の風をより効率的に室内に放出するため、ルーパー部分を改良した。風量を従来より多くしたほか、角度を上部45度に設定。風を上向きに放出することで、風が室内を循環し、除菌効率が良くなったという。1分間当たりの最大風量は5.6立方m。

 本体サイズは340×180×600mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.4kg。適用床面積は26畳まで。最大消費電力は67W。運転音は最小で15dB、最大で53dB。

 





(阿部 夏子)

2009年8月20日 12:53