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カドー、美しい円筒フォルムの空気清浄機

 カドーは、2015年の新モデル2製品を発表した。22畳の広さに対応した「空気清浄機 AP-C200」、カートリッジの除菌機能をパワーアップさせた「加湿器 HM-C610S」の2機種。空気清浄機は11月10日に発売し、価格は52,920円(税込)。加湿器は10月10日に、45,900円(同)に発売する。

カドー空気清浄機 AP-C200
カドー加湿器 HM-C610S

部屋の空気はもちろん、本体もきれいにする空気清浄機

既に販売している製品に、今回の22畳タイプを加えることで、同社の空気清浄機のラインナップが完成したという

 「空気清浄機 AP-C200」は、22畳までの床面積に適応。リビングダイニングやワンルーム、寝室やホテルの部屋など多様な空間の形に対応できるよう、360度の全方位から空気を吸って浄化できる円筒形フォルムにしたという。

 また、少しの動力で大きな力を生むことができる斜流ファンを採用。これにより、レイアウトが複雑な部屋でも、全体の空気をきちんと撹拌できる。

 他にも、脱臭性に優れた活性炭フィルターを搭載。さらに光触媒技術によるセルフクリーニング機能が、フィルターの長寿命化を実現。部屋の空気と合わせて本体内も清潔にできるとする。

代表取締役副社長 鈴木健氏

 同社の副社長でありクリエイティブディレクターの鈴木健氏は、デザインへのこだわりを次のように語る。

 「金属を折り曲げて形作る外観は、接続の部分を一つ一つ職人が研磨することで、継ぎ目を感じさせないシームレスな形を実現しています。そして全周360度の吸入口は、一つ一つのピッチを変えています。これは俯瞰して見た時に、円筒フォルムが美しく見えるようにするためです」

全周にわたって継ぎ目が分かりづらくシームレスな円筒形
本体上部の操作部
吸入口のピッチを変えることで、俯瞰した時にも美しく見える

 本体サイズは、242×652mm(直径×高さ)。重さは6.3kg。定格消費電力は5.6W(弱)〜33W(急速)。運転音は29dBA(弱)〜59dBA(急速)。本体カラーは、ブラックとホワイトの2色。

メイド・イン・ジャパンへの思いを形にした加湿器

 同時に発表された「加湿器 HM-C610S」は、これまでの中国生産から国内生産に切り替えた製品。従来機同様、圧倒的な加湿量と火傷をしないこと、高い省エネ性能や雑菌が沸かないという4つの特徴を備えている。さらに新開発した新型カートリッジを採用。

 このカートリッジを採用することで、水道水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどを吸着することが可能になっているという。特にカルシウムイオンに関しては、水道水に含まれる2/3を除去し、清潔なミストを放出する。さらに一部の加湿器では、水道水を使用していくなかで白い粉が加湿機構の周辺に溜まることがあるが、こうしたことが改善されるとする。

85.5cmの高さにミストの吹き出し口を配置することで、広い範囲にまんべんなく加湿できる
吸水口
ヘアライン仕上げの美しい操作パネル部

 本体サイズは、270×855mm(直径×高さ)。重量は3.4kg。タンク容量は2.2Lで、連続加湿時間は最大22時間。定格消費電力は最小で25W(弱)、最大で42W(急速)。温度/湿度/照度センサーを搭載。本体カラーは、ブラックとホワイトの2色。吸水カップ、アロマトレイなどを付属する。

代表取締役社長 古賀宣行氏

 「HM-C610Sはメイド・イン・ジャパンに取り組んだ1号機となります。なぜ国内生産にこだわったかと言えば、昨今の急速な円安という経済的な理由もあります。それと合わせ、もう一度日本でのモノ作りに取り組んでみたいという思いもあり、メイド・イン・ジャパンを実現させることにした」

 こう語るのは、代表取締役社長の古賀宣行氏。国内生産にしたことによるメリットを聞くと、「もちろん、中国で生産していたこれまでも品質はきちんと確保されていた。国内生産に移したことで品質が格段に良くなる、ということではありません。そうしたことよりも、日本のモノ作りを一緒に頑張ろうというサプライヤーさんたちと、もう一度一緒に仕事をやりたいという思いが強かったのです」

 とはいえ、日本の工場の品質レベルは世界No.1だと言う。これまで以上に品質面で安心できる生産が可能になり、より安定して高品質な製品が作れるようになるとも語ってくれた。

 発表会では、同社と共に製品を作るサプライヤーの代表が、ビデオでコメントを寄せた。

タンクを製造する白石工業の代表取締役社長 白石創士氏。「日本のモノ作りは妥協しないこと。いいものを確実に作り上げることで、日本のモノ作りが先々も生き残ることができる」
商品を組み立てる十和田オーディオの代表取締役社長 蒲生雅一氏。「不良は出ない、作らない、出さない。高品質な製品を供給し続けることが、メイド・イン・ジャパンの使命だと思っています」

(河原塚 英信)