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我慢しない、おいしい低糖質パンが作れるパナソニックのホームベーカリー
(2015/7/21 11:11)
パナソニックは、「低糖質 ロカボグルメフェスティバル」に出展、トークショーを行なった。同イベントは、7月17日、18日の2日間、東京丸ビル、マルキューブで開催されたもの。低糖質のパンが作れるパナソニックのホームベーカリーや、低糖質の麺や、糖類ゼロの甘味料などが出展され、メタボリックシンドローム対策として適切であるという「低糖質制限食」をアピールした。
ロカボとは、穏やかな糖質制限のことを指す。三大栄養素の1つである炭水化物に含まれる糖質は、血糖値を上げる原因となっており、糖質を制限することで血糖上昇を抑えることができるという。ロカボでは、1食の糖質を20~40g、1日70~130gに抑えることを低減。炭水化物の量を抑えるだけで、魚や肉などは満腹になるまで食べられる点が特徴。
一般社団法人 食・楽・健康協会 山田悟理事長は、ロカボについて「おいしく楽しめる点が魅力」と語る。
「従来、生活習慣病の患者は油やお砂糖を一切、摂取してはいけない、おいしいものを我慢するというのが当たり前だった。しかし、その考えはこの10年で大きくかわった。低糖質食による血糖上昇抑制、ダイエット効果は医学的にも認められている。低糖質食は、筋肉をけずることがないので、げっそりした痩せ方ではなく、その人の適正体重に戻すことができる。例えば、痩せすぎの人は太ることもあるくらいだ。食生活を楽しみながらでなければ健康的なライフスタイルは継続できない」
パナソニックのホームベーカリーでは、ふすま粉や大豆粉を使った低糖質のパンを自宅で作ることができるとして、ブースで製品をアピールしていた。
また、会場ではホテル ニューオータニ大阪の太田 高広シェフが監修したスペシャルカツサンドが振る舞われた。これは、パナソニックのホームベーカリーで作った低糖質パンにビーフカツを挟んだもの。太田シェフは、自らも血糖値が高かったが、低糖質食に切り替えたところ、現在は平常値まで下がったという。
「今回のイベントのために発案したスペシャルメニュー。ジューシーで食べ応えのある一品にしたかった。衣にはブランパン粉を使ったほか、つなぎには卵と大豆粉を使っている。パナソニックのホームベーカリーは始めて使ったが、うちのパン職人が『私の仕事をなくす気ですか』と言っていたくらい完成度が高かった」(太田 高広シェフ)