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吸引力最高、45分間連続運転できるコードレススティッククリーナー
(2015/4/24 11:00)
エレクトロラックス・ジャパンは、コードレススティッククリーナーとしては最高の吸引力を備えた「エルゴラピード・リチウム」を5月22日に発売する。ターボパワー・リチウムイオン電池を備えた18.0Vモデルと、リチウムイオン電池を採用した14.4Vモデルの2機種で、希望小売価格は順に43,800円、33,800円(いずれも税別)。
スティッククリーナーとしてもハンディクリーナーとしても使える2in1機構を採用したエルゴラピードの新モデル。18.0Vモデルでは、ターボパワー・リチウムイオン電池を新たに採用し、2015年3月時点で発売しているコードレススティッククリーナーの中では最も高い吸引力を実現しているという。調査は、国際規格に基づいたもので、同社の本社があるスウェーデン・ストックホルムのラボで実施された。
それによると、新モデル2機種のフローリングでのゴミ除去率はいずれも98%だったのに対し、ダイソン95%、日立66%、東芝85%、シャープ98%、パナソニック87%という結果になった。カーペットでのゴミ除去率に関してもエルゴラピードの吸引力が高かった。
同社によると、日本では掃除機の吸引力を示す数値として、吸引仕事率を用いることが多いが、これは、ゴミではなく、空気を吸い込む力を算出したもので正確ではないとする。今回同社が実施した調査は、実際の床に家庭ゴミを撒き、3往復させた時の平均値をとったものであり、ゴミを除去する力を正確に測定できるという。
18.0Vモデルでは最大45分(通常モード)の連続運転が可能。長時間の運転に対応できるよう、ダストボックスの容量は500mlとした。なお、パワーモードの連続運転時間は約16分。
さらに新モデルでは、アクセサリ類を充実させた。従来のすき間ノズル、ブラシノズルに加えて、日本市場用に開発した布団ノズル、ホース、ロングすき間ノズル、布用ノズルが付属する。
本体カラーは18.0Vモデルがローズゴールドとタングステンの2色。充電時間は4時間。14.4Vモデルの本体カラーはアイスホワイトとダークボルドーの2色。充電時間は4時間。運転時間は通常モード30分、パワーモード13分。
日本市場ではまだ伸長の余地がある
エレクトロラックス・ジャパン 代表取締役 長岡慶一氏は、コードレススティッククリーナーの市場については「2014年度は、国産メーカーの参入もあり、市場は約1.5倍の拡大を見せた。2015年度も2割ほどの伸長を予想している」と話した。
「エレクトロラックスは、約10年前にコードレススティッククリーナーを発売、世界で1,000万台、日本で100万台を達成している。日本においても、この分野ではパイオニアであるという自負がある」と話す一方、日本市場については「エレクトロラックスの認知率はまだ4割程度で、6割のお客様には知られていない。逆にいうと、これはまだ伸びる余地があるということ」と今後への期待を語った。