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業界初、温風でダニを引き剥がして吸引するふとん掃除機「コロネ」

「サイクロンふとん掃除機 Cornet(コロネ) EC-HX100」

 シャープは、温風でダニを繊維から引き剥がして吸引する「サイクロンふとん掃除機 Cornet(コロネ) EC-HX100」を、5月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は40,000円前後(税抜)。

 業界初の「ヒートサイクロン」方式を採用したふとん掃除機。熱を嫌うダニの習性に着目し、温風でダニをふとんの繊維から引き剥がして吸引する。

ダニ対策に本当に効果があるのは熱を与えること

シャープ 健康・環境システム事業部 ランドリーシステム事業部長・林 一正氏

 シャープ 健康・環境システム事業部 ランドリーシステム事業部長・林 一正氏は、ふとん掃除機の動向について次のように語った。

 「近年の掃除機業界は、コードレスタイプやふとんクリーナーなど、新規カテゴリーが大きく伸長しています。中でもふとんクリーナーのニーズは拡大中。花粉やダニ、PM2.5などアレル物質が気になるという声が多数あり、ふとん掃除機はダニ退治機として認識しているユーザーは多くいます」

 同社の研究によると、従来のダニ対策で行なわれていた天日干しや短時間の紫外線照射などでは、ダニは除去できないとしている。その状態でダニを掃除機で吸い込もうとしても、鋭い爪で繊維にしがみついてしまうという。

従来のダニ対策では完全に除去できないという
ダニは退治しないとふとん内に増加する一方
ダニは40℃以上の熱を嫌うという

 そこで、熱を嫌うダニの習性を利用し、温風を送りながら吸引する「ヒートサイクロン」方式を採用。約40℃の熱を加えることでダニは繊維から逃げ出し、吸引しやすくなるという。

 温風は、モーターが駆動する際に発生する熱エネルギーを掃除機底面で循環させることで発生。温風を与えることでふとんをふっくらさせ、寝心地を良くすることもできる。なお、60℃以上にはならない過熱防止機能を備えるため、夏の暑い時期などでも安全に使える。

底面のブラシの下部に、温風を循環させる機構がある
温風を与えながらふとんについたハウスダストを吸引できる
熱により繊維にしがみつくダニを引き剥がせる

 ヘッド部には、ワイドで強力回転する「たたきパワーブラシ」を採用。モーター駆動の回転ブラシとゴムブレードで、ダニやハウスダストをかき出してキャッチする。

 吸引したダニは、遠心分離サイクロンの高速旋回気流により、ダストカップ内で99%以上死滅するという。ダストカップとフィルターは丸ごと水洗いできるため、清潔さを保てる。

たたきパワーブラシでハウスダストをキャッチする
クッションに粉じんを撒き、シーツをかけた上から掃除機をかける
シーツの上からでもしっかり掃除できるという

 また、独自技術「プラズマクラスターイオン」も搭載。温風とともにイオンを送り出し、枕などについたニオイを除去できるという。

 本体の持ち手は、グリップ位置を変えられるラウンドハンドルを採用。日本の家庭の寝具状況において、ベッドとふとんの利用がほぼ半数ずつなことを踏まえ、寝具の高さに合わせて変えられる仕様にした。

 本体サイズは、304×405×254mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.4kg。集じん容積は0.1L。最大消費電力は530W。スタンド収納台が付属する。本体カラーは、シルバー系とピンク系の2色。

ベッドやふとん、寝具の高さに合わせて持ち手の位置を変えられる
スタンドが付属し、コードも収納しやすい
本体カラーは、シルバー系とピンク系の2色

掃除機は一家に一台から、一か所に一台へ

 林氏は、「現代は、社会環境や住環境の変化に合わせて、ロボット掃除機やハンディクリーナーなど、求められる掃除機も多様化しています。今は一家に一台ではなく、一か所に一台の時代です」と述べた。

(西村 夢音)