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世界最小レベル、超極小細断するハイセキュリティーシュレッダー
(2015/4/13 14:26)
サカエは、復元不可能なレベルに超極小細断するシュレッダー「Shred Gear 極美(kiwami)」シリーズ3機種を4月16日より発売する。細断チップの寸法が0.7×3.5mmで、セキュリティレベル7の「kiwami F6」、寸法1×5mmでセキュリティレベル7の「kiwami F10」、寸法1×9.6mmでセキュリティレベル6の「kiwami F20」の3機種で、希望小売価格は順に1,098,000円、998,000円、880,000円(いずれも税抜)。
2016年から導入されるマイナンバー制度など、紙情報の確実な廃棄へのニーズに対応した高機能シュレッダー。いずれもオフィス向けとなる。シュレッダーのセキュリティレベルは、ドイツのDIN規格によって定められており、細断寸法によって7段階が設けられている。米国国家安全保障局「NSA」などでは機密文書の細断において、セキュリティレベル7相当で処分することが定められているが、日本では明確な規定がなく、漏えい防止の点で課題があるという。
そこでサカエでは、国際基準として広く世界で通用しているDIN規格に基づいた3機種を新たに投入する。
本体デザインはブラック/レッド、ストライプ、ブラウン、ホワイトの4パターンを各機種で用意。クズ箱を取り出す際に開閉する扉には、減速しながら閉じるダンパーを採用するほか、クズ箱を前方へ移動させるレール機能を備えるなど機能面にもこだわった。
安全面では、細断を緊急停止できる「安全スイッチ」を備える。また、無償のオプションとして、細断後のチップを取り出す際に使うセキュリティーキーを用意する。
セキュリティレベル7「kiwami F6」の投入幅は310mm、最大細断枚数は6枚。6枚細断した場合の音は約60dB。細断速度は、3枚細断時で約130%(同社従来機種比)高速化している。本体サイズは500×500×850mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は85kg。