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ダイキン、3つの節電モードで最大40%の節電できる遠赤外線暖房器具「セラムヒート」
(2013/9/11 15:08)
ダイキン工業は遠赤外線暖房器具「セラムヒート ERFT11PS」を9月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,800円前後。
セラムヒートは、身体に吸収されやすい遠赤外線を放射し、洗面所などの狭い空間や室内の一角を暖める補助暖房器具。ヒーターには、ステンレスの耐熱管にセラミックコーティングしたシーズヒーターを採用している。
今回の新製品では、本体周辺の温度を計測するセンサーと、ヒーターを制御するマイコンを搭載した。これにより、3つの節電モードが可能となり、最大40%の節電が可能となったという。
まず、「リズムモード」では、暖房に強弱のリズムをつけることで、通常運転に比べ、約15%の節電が可能となる。セラムヒートは遠赤外線により身体が長く暖まる特性を持っているため、暖房にリズムをつけても暖かさが持続することを、横浜国立大学 教育人間学部と共同で実証した。
次に「センサーモード」は、空気温度が20℃に達すると、電力を抑えて運転する。これにより、最大で約40%の節電が可能としている。
「待機モード」は、少しの間、席を離れる場合に使用するモードで、微弱な状態で運転し、電力の使用を最小限に抑える。席に戻る時間が長引いた場合はアラームが鳴り、消し忘れを防止するために自動的に運転を停止する。席に戻った場合は、もう一度ボタンを押すことで待機モードを解除できる。
セラムヒートの暖房設定は10段階。消費電力は330~1,100Wで、1時間当たりの電気料金は7.26~24.2円。本体は、縦置きと横置きの両方で使用できる。ヒーターの耐久時間は約10,000時間。
縦置き時の本体サイズは、320×300×725mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.8kg。本体色はダークブラウン。