象印、火力1.3倍でふっくらと炊きあげる羽釜形状のIH炊飯器

 象印はマホービンは、火力が従来の約1.3倍になった羽釜形状の炊飯器「圧力IH炊飯ジャー 極め炊き 豪熱羽釜 NP-BS10/18」を9月11日より発売する。5.5合炊きのNP-BS10の希望小売価格は76,650円、一升炊きのNP-BS18は79,800円。

「圧力IH炊飯ジャー 極め炊き 豪熱羽釜 NP-BS10/18」レッドホワイト

 かまどでの炊飯を再現するため、内釜の側面部分に羽を設けた羽釜形状の内釜を採用した炊飯器。最上位機種では、内釜の素材として岩手県の伝統工芸品「南部鉄器」を採用するが、豪熱羽釜シリーズでは、釜の周りにステンレスの羽をつけた厚さ2.2mmの「豪熱羽釜」を採用。

 新モデルのNP-BS10/18では、側面と底から強火で釜全体を包み込むように加熱するため、火力が従来の約1.3倍の「銅リングWヒーター」を新たに搭載した点が特徴。炊きムラがないふっくらとしたごはんを炊きあげることができるという。

 また、上位機種に搭載している「うるおい二重内ぶた」を採用。二重の内蓋が、必要な水分を逃さず、釜内部のうるおいを保つため、ごはんのおいしさを守る効果があるほか、炊飯中のふきこぼれを抑え、羽釜炊きの高火力を維持することができるという。

内釜は厚さ2.2mmの「豪熱羽釜」。ステンレスの羽が付いている新モデルでは、側面と底から強火で釜全体を包み込むように加熱する「銅リングWヒーター」を新たに搭載した内蓋が二重になっている「うるおい二重内ぶた」

 炊飯メニューとしては、好みの食感に炊き分ける「炊き分け圧力」、最適な保温温度をコントロールする「保温見張り番」、通常より時間をかけて甘みを引き出す「熟成炊き」、蒸気を約80%抑えて炊きあげる「蒸気セーブ」、消費電力を抑えながら炊飯する「エコ炊飯」などを搭載する。

 使い勝手の面では、文字が見やすい「大型オレンジくっきり液晶」を採用する。

 5.5合炊きの「NP-BS10」の本体サイズは265×400×220mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6kg。消費電力は1,240W。本体カラーはホワイトとレッドの2色。






(阿部 夏子)

2012年8月8日 17:08