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シャープ、リコール対象の冷蔵庫で発火事故、部品交換へ

 シャープは、同社の冷蔵庫において、内部部品の不備が原因とみられる発火事故が起きたことを発表した。該当製品は、2011年5月30日よりリコール製品として、対応を進めてきた機種で、シャープではユーザーによる機種確認などを再度促している。

 交換の対象となるのは、同社が1996年12月から2001年3月まで製造した冷凍冷蔵庫22機種。対象台数は合計737,080台。

 対象機種ではこれまでに、発煙事故が25件発生している。いずれの原因も内部部品の発煙で、ユーザーへの告知は同社のホームページのみで行なってきた。同社では、今回の発火事故を重く受け止め、より多くのユーザーへの周知の必要があると判断し、再度の告知に至ったとしている。

 今回の事故内容は、2012年1月に兵庫県において、シャープ製の「冷凍冷蔵庫 SJ-E30B」が発火し、壁床の一部が焼損する事故が発生したというもの。これは、SJ-E30Bの背面下部にある「始動リレー」と呼ばれる起動用の電気部品が、部品のばらつきや使用環境により発熱故障し、さらに焼損する過程でドレンホースにも着火し、冷蔵庫本体に火が回った可能性があるという。

 シャープはユーザーに対して、電話か同社のホームページで申し出るよう呼びかけており、当該製品の無料点検と始動リレーの交換を実施する。点検及び部品交換に要する時間は、30〜40分程度の見込み。

 なおSJ-E30B以外の機種については、発火の経路と推定されるドレンホースを搭載していないが、実施中の無料点検を促進するため、対象機種に含めたという。

冷蔵室のドアの内側に、機種名や製造番号が書かれている
対象機種と品番の一覧表





(小林 樹)

2012年4月16日 19:02