東北電力、東京電力から30万kWを融通

~寒気の影響で16時半から2時間

 東北電力は、9日16時30分から18時30分の2時間に渡って、東京電力から最大30万kWの電力融通を受けると発表した。また、北海道電力からも30万kWの融通を受ける。

 これにより、最大供給力は1,288kW、予想最大電力は1,240万kWとなり、予備率は3.9%を見込んでいる。

 融通の理由は、気象条件による需要増加のためとしており、寒気による暖房需要の増加が理由とみられる。

 なお、東京電力では、電力融通後でも4,770万kWの供給力を確保している。4,500万kWの予想最大電力に対して、6.0%の予備率があり、電力の安定供給に問題はないとしている。






(伊達 浩二)

2011年12月9日 15:54