山善、丸洗いできるホットカーペットや足用ヒーターなど
“エアコン+α”の暖房器具

 山善は、補助暖房器具の新製品として、ホットカーペット「洗えるカバー付ホットカーペット YZL-W201BS」など4機種と、フットヒーター「MFM-480」2機種を、9月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ホットカーペットが9,980円前後~15,800円前後。フットヒーターが5,980円前後。

「洗えるカバー付ホットカーペット」のボアタイプ

 洗えるカバー付ホットカーペットは、丸洗いが可能なカーペットとカバーをセットにした商品。2畳用と3畳用が用意される。カバーには乾燥時間を短縮する工夫が施された素材を採用しており、洗濯機での丸洗いにも対応する。

 同社によれば、ホットカーペットを購入する際に、掃除やメンテナンス面を気にする人がたくさんいるとしており、昨年販売したパーソナルユース向けの「洗えるどこでもほっとカーペット」が3万枚を完売したという。これを受け、今回は2畳、3畳向けの“定番モデル”にも新製品を投入したとしている。

 2畳用のカバーサイズは180×180mm(縦×横)で、3畳用が200×240mm(同)。消費電力は2畳用が520W、3畳用が740W。材質はポリエステル100%。カバーの素材はボアとマイクロファイバーから選べる。

「洗えるカバー付ホットカーペット」のマイクロファイバータイプ洗濯機で丸洗いできる
フットヒーター。写真上がアイボリーとダークグレーの「MFM-480(DG)」、下がアイボリーとオレンジの「MFM-480(OR)」

 フットヒーターは、本体をテーブルや机の下に置き、足元を温める補助暖房器具。モーションセンサーを搭載しいているため、足を検知しなくなると自動で省エネモードへ移行し、30分の静止状態で自動で電源がOFFになる。

 このほか、スイッチを入れてから約20秒で暖かくなる“即暖設計”となっている。電気代の目安は、1時間で最大約1.3円。

 本体サイズは400×300×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。平均消費電力は55Wで、最大瞬間消費電力は480W。発熱体はマイカ板ヒーター。電源コードの長さは1.7m。温度調節は強/中/弱。

 いずれの製品も、この冬の電力不足による節電で、オフィスや部屋の暖房が抑えられることが予想されるため、夏の「エアコン+扇風機」の組み合わせのように、「エアコン+α」を狙った補助暖房器具となる。







(正藤 慶一)

2011年9月20日 14:45