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家電製品ミニレビュー |
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～ダイニングテーブルをコタツにする暖房器具
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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コタツを廃止したきっかけは、ダイニングテーブルで食事をするようになったからだと記憶している。 キッチンの脇でイスに座って家族が食事をするようになり、その後は各自の部屋で過ごすようになったのだ。 今回紹介するメトロ電気工業の「フットヒーター MFH-320ET」は、一言でいえば、ダイニングテーブルをコタツにしてしまおうという製品だ。購入は東急百貨店の通販で16,590円だった。最近は、Amazonや楽天市場でも扱っているようだ。 製品は、がっしりとした木材でできており、218×829×107mm(縦×横×高さ)と、細長い形をしているので、ちょっと琴のような印象だ。重量は約4kgあって、とても重い。 フットヒーターは、コタツの電熱器の部分を縦に引っ張って伸ばしたものだと思えばよい。電源ケーブルをつなぐ以外に設置作業の必要はなく、テーブルの下に置くだけで使える。 電源ケーブルは約3mで、コタツのようなコントローラが途中にある。熱源はハロゲンヒーターで、最大320Wだ。普通のコタツは500～600Wなので意外と小さい。1時間当たりの電気代は約7円になる。
さっそく使ってみたが、足下が暖かいテーブルに座って食事をするというのは、なかなか良い感じだ。木の枠ががっしりしているのと、防護用の金網がきちんとできているので、安心して足を載せることができる。ちょっと力をかけても、ゆがんだり、動いたりすることはない。 コタツ布団がないので、熱が逃げないか心配だったのだが、膝のあたりまでは十分に暖まる。気になる人は大きめのテーブルクロスを周囲に垂らすなどの工夫をすれば、より暖まりやすいだろう。 メーカーのメトロ工業は、もともと電気ゴタツのメーカーなので、製品に無理がなく作り慣れている印象だ。たとえば、金網を抜けて溜まってしまうホコリについては、本体の底にある板を引き出して、掃除ができるようになっている。また、人の出入りのあるリビングやダイニングでは、暖房器具の切り忘れも多いが、電源を入れて5時間経つと、自動的に電源が切れるようになっている。 欠点といえば、テーブルの横(長辺)から足を入れるのは良いが、縦(短辺)から入れると、本体の縦方向が短いので、狭くて足が安定しない。まぁ、普通は横から座ることが多いが、一応、購入前に家族が座る位置を確認した方が良い。 通販カタログなどで、テーブルタイプのコタツも見かけるが、自分の好みのテーブルが使えるのが、この製品の特徴だろう。ダイニングテーブルで食事をすることが多い家庭にお勧めしたい。 ■URL メトロ電気工業 http://www.metro-co.com/ 東急百貨店通販サイト http://www.tokyu-direct.com/ 製品情報 http://www.tokyu-direct.com/shop/dtl_item.php?c1=018&c2=002&c3=077
2006/12/13 00:00 - ページの先頭へ-
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