関西電力、8月と9月の需給見通しを更新

~供給力は6月10日時点からほぼ横ばい

 関西電力は7月29日、8月と9月の需給見通しを発表した。

 供給力は8月が2,986万kW、9月は2,897万となった。昨年並みの猛暑を想定した最大電力は、8月が3,138万kW、9月が3,025万kWで、供給予備率はマイナス4.8%とマイナス4.2%となっている。

 この供給力は関西電力自身が6月10日に公開した、8月が2,938万kW、9月が2,906万kWとほぼ変わっていない。また、7月20日に政府が発表した最大供給力3,015万kWよりも小さい数字となっている。

 現在、関西電力管内については、関西電力が15%の節電を、政府が10%以上の節電を、県の連合である関西広域連合が5~10%の節電を呼びかけている。

7月29日公開の需給見通し
6月10日公開の需給見通し





(伊達 浩二)

2011年7月29日 18:09