三洋、吸込仕事率620Wの紙パック式掃除機

~部屋中の掃除に対応する「技ありブラシ」も採用

 三洋電機は、吸込仕事率が620Wの紙パック式掃除機「SC-MP8M」を、2月1日に発売する。店頭予想価格は3万円前後。

SC-MP8M チタンシルバーパールピンク

 紙パック式の掃除機で、吸込仕事率を高めた点が特徴。従来モデル「SC-MP8L」では600Wだったが、本製品では620Wとなっている。

 ブラシには、1つのブラシで部屋中が掃除できるという「技ありブラシ」を採用。同ブラシには、隅のゴミも吸い込む「壁ぎわガバどり」、手元のグリップを回転させて、スキマ用ノズルに変更する「すき間一発!」、糸くずや毛が回転ブラシに絡みにくい「からみブロック」といった機能が搭載されている。

 このほか、回転ブラシのセンサーが床の種類を検知し、床面に応じた吸引力に自動調節する「エコモード」も搭載。パワーブラシにドライシートを巻き付けることで、拭き掃除にも対応する。

 本体サイズは、255×298×220mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.5kg。運転音は約60~67dB。消費電力は約200~1,000W。集塵容量は1.4L。本体カラーはチタンシルバーとパールピンク。

SC-WP6M ブルー

 下位モデルとして、吸込仕事率が600Wの紙パック式掃除機「SC-WP6M」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。SC-MP8Mと同様に技ありブラシを搭載するが、機能は「壁ぎわガバどり」のみで、エコモードやドライシートの巻き付け機能も省かれている。本体カラーはブルー。







(正藤 慶一)

2011年1月21日 16:31