パナソニック、人と室温のセンサーで“省エネNo.1”の温水洗浄便座

~洗浄パワーが1.5倍の「バブル洗浄」も

ビューティートワレ DL-WB60 ブライトシルバー
 パナソニックは、室温と人を検知する2つのセンサーを搭載した省エネ性能“業界No.1”の温水洗浄便座「ビューティートワレ WBシリーズ」を、10月1日に発売する。価格ははオープンプライス。ラインナップは以下の表の通り。

品番DL-WB60DL-WB50DL-WB40DL-WB20
消費電力1,116W (暖房便座安定時:50W、立ち上がり時815W)
年間消費電力量75kWh(年間約1,650円)
省エネ基準達成率180%(2012年目標)
バブル洗浄-
洗浄後の温風乾燥-
便フタ自動開閉-
防汚加工-
本体サイズ430×160×550mm(幅×奥行き×高さ)
本体重量4.6kg4.4kg4.1kg
店頭予想価格11万円前後9万円前後7万5千円前後6万円前後
カラーブライトシルバー
パールアイボリー
パールピンク
パールホワイト
パステルアイボリー
パステルピンク
ホワイト



 使用時に便座と洗浄シャワーを温めることで保温の消費電力を抑える、同社独自の“W瞬間式”の温水洗浄便座。WBシリーズでは、より省エネ性能を高めるために、トイレの室温を検知し、人が入ってきたこと検知する「室温センサー」「ひとセンサー」という、2つのセンサーを搭載した点が特徴。便座をトイレの室温に合わせ、入室から約6秒後に便座が温まるよう制御することで、待機時の保温消費電力を抑える。これにより、年間消費電力量は従来機種の77kWhよりも少ない75kWh、1年間の電気代の目安も、1,694円から1,650円となった。8年前の機種と比べると、約57%の省エネになるという。同社では瞬間式の温水洗浄便座では「業界No.1の省エネ」としている。

 またWB60/50タイプでは、新しい洗浄モードとして「バブル洗浄」モードを追加した。バブル洗浄では水と空気を混合するため水流にボリューム感があり、通常の「おしり洗浄」モードよりも最大で約1.5倍の洗浄パワーを備えているという。同社では「しっかりとした洗浄感がある」としている。このほか、ノズルを前後に動かす「ムーブ洗浄」、水流の強弱を繰り返し、排便を促す「リズム洗浄」などのモードも用意されている。

 便ふたと便座には、継ぎ目やスキマが少なく、掃除がしやすい「スムースフォルム」を採用。抗菌加工も施されている。なおWB60タイプでは、本体のボディ、裏側に防汚処理が施されている。

“W瞬間式”の便座内部のイメージ図同方式の温水洗浄機構の内部構造
WBシリーズに搭載されている洗浄モード。新たに「バブル洗浄」が加わった
DL-WB60 パールアイボリーパールホワイトパールピンク


(正藤 慶一)

2009年8月25日 18:49