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食事アドバイスからドルチェグストで栄養補給まで、ネスレの健康サポートサービス
2019年10月18日 15:43
ネスレ日本は、一人ひとりの健康習慣を提案するサービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」に、さらにパーソナライズを追求した有料サービス「プレミアムコース」を開始した。月額利用料は980円(税込)。
「ネスレ ウェルネス アンバサダー」は、一人ひとりの食事や体質を分析したうえで栄養アドバイスを行ない、パーソナライズされた商品提案をしてくれる健康サービス。商品は、同社のカプセル式コーヒーマシン「ドルチェグスト」で使える、スムージーや抹茶のカプセル。ビタミンやミネラルなど、不足しがちな栄養素を豊富に含むとしている。
食事分析はウェブ上でのアンケートのほか、トークアプリ「LINE」で料理写真を送ることで、オンラインで分析・アドバイスをしてくれる。画像から食事内容をAIが分析し、カロリーや栄養素などが表示される。その後、足りない栄養素が補える専用カプセルが提案され、定期便で注文可能。ドルチェグスト本体は、無料レンタルとなる。
オプションでDNA検査/血液・尿検査もでき、体質を分析することでより具体的な健康提案ができるとする。
見た目の苦々しさに反してすっきり美味しい! ウェルネススムージー ケール&フルーツ
実際にウェブ上のアンケートに答えて、自分に合うカプセルを提案してもらった。アンケートでは、肉や魚、野菜をどれくらい食べているか、アルコールは摂取しているかなどのシンプルな質問で構成され、サクサク答えられる。
分析の結果、野菜やきのこなどの摂取が少ないと判断された。提案されたカプセルは、ネスレ ウェルネススムージー ケール&フルーツの「YELLOW」と「GREEN」。試しにYELLOWを飲んでみたところ、苦そうな緑色の見た目に反して、味は柑橘系でサッパリしていた。思いのほか飲みやすく、これなら毎日続けられそうだ。
ウェルネススムージー ケール&フルーツはこのほか、「RED/BLUE」がラインナップされているが、いずれも味は同じだという。それぞれカルシウムやミネラル、ビタミンの含有量が異なるとしている。
ポリフェノールを豊富に含んだ「ネスレ ウェルネス抹茶 マルチポリフェノール」も試飲してみた。こちらはネスレが販売している宇治抹茶のカプセルと味が似ていた。苦すぎず、いつでも気軽に飲める美味しさだった。
ウェルネスシリーズには、牛乳タイプの「ウェルネスミルク」もラインナップ。抹茶と混ぜて抹茶ラテにして飲むこともできる。
不足している栄養は一人ひとり異なる、パーソナライズサービスで具体的に提案
同サービスは、2017年10月の本格開始以降、申し込み件数が20万件を突破。今回、よりパーソナライズされたサービスを提供するため、有料プラン「プレミアムコース」の提供を開始したという。
ネスレ日本株式会社 ネスレウェルネス事業部 事業部長・川野 武久氏は、ウェルネス アンバサダーについて次のように語った。
「高齢化が進む日本社会の中で、平均寿命と健康寿命の差が埋まらないという課題があります。健康寿命はどうやったら伸ばせるのかを考えた時に、『食生活/体を動かす/脳を鍛える』ということが大事だと言われています。その中でネスレができることは食生活を整えることです。栄養バランスを考えた食事が大切になりますが、体質によって不足している栄養は異なります。自分自身に足りていない栄養はなにかを知り、それを補うことが重要なため、ウェルネス アンバサダーでは『パーソナライズ』をテーマにしています」
プレミアムコースでは、新たに管理栄養士による電話でのコンサルティングサービスを用意。月に1回、マンツーマンでライフスタイルに合わせてアドバイスしてくれる。
検査キットも標準付属し、年に1回血液&尿検査が行なえる。通常の検査キットよりも、さらに栄養に特化したアドバイスをしてくれ、現在の状況をより詳しく把握できるとする。
カプセルの定期購入は、通常の定期便より5%お得になる。2箱セットの場合の価格は、通常定期便は1,558円、プレミアムコース会員は1,480円となる(いずれも税込)。なお1箱に入っているカプセル量は15個。
またLINE内のコンテンツは「ウェルネスログページ」として利用可能。カプセルを使ってスムージーなどを飲んだり、食事を記録すると「ウェルネス行動」としてカレンダーに記録され、健康への頑張りを実感できるという。ウェルネス行動でポイントも貯まり、ウェルネス関連景品と交換または応募可能。
「プレミアムコースの検査キットでは、より栄養に関するアドバイスが導き出せるようになっています。LINEの機能も記録がしやすく、ウェルネス行動の継続を促します。こうしたパーソナライズされたサービスと、継続をサポートするプログラムによって、さらに健康をサポートするサービスに進化していきたいと思います」(川野氏)