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パナソニック、本体幅そのまま600Lに大容量化したパーシャル搭載冷蔵庫

 パナソニックは、本体幅はそのまま容量をアップした定格内容積600Lのパーシャル搭載冷蔵庫「NR-F603HPX」を9月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、39万円前後(税抜)。

定格内容積600Lのパーシャル搭載冷蔵庫「NR-F603HPX」。カラーは、マチュアゴールド、マチュアブラウン、マチュアホワイト、オニキスミラーの4色

 低温のパーシャルチルド室を搭載し、生鮮食品や常備菜、加熱前の食材を約1週間新鮮に保存できる冷蔵庫。前モデル「NR-F552XPV」の本体幅685mmはそのままに、定格内容積551Lから600Lへと約50Lアップした。

 収納スペースを拡大するため、薄壁筐体を新たに開発し、本体側面、背面、ドアの断熱壁を最大約25%薄型化。さらにキャビネット形状をスクエアにして奥側の収納スペースを拡大したほか、コンプレッサーなどの機械室や冷気循環ダクトなど、冷却部品をコンパクト化することで容量アップを実現した。

省エネ性の向上を実現した「フラット冷却システム」

 新モデルは省エネ性能も向上。冷気循環の制御を行なう冷凍室専用ダンパーを新たに追加して、冷凍室の温度変動を抑制するほか、コンプレッサー回転数の変動も抑えたり、冷気循環用ファンを大型化することで、少ない回転数でしっかりとした冷却が可能になったという。

 さらにユーザーの使用状況に応じて庫内温度を自動で調節する「エコナビ」も進化した。従来、収納量を見極める「収納量センサー」では、庫内片側のみで検知していたが、新モデルは庫内左右から検知することで、おおよその収納量が見極められるようになった。

 そのほか「Wシャキシャキ野菜室」には、上段ケースの密閉度をアップした「新・うるおいシャッター」と、収納量を湿度で検知し、収納量に応じて冷却をコントロールする「野菜室専用湿度センサー」により、野菜のより良い保存環境を実現している。

 本体サイズは、685×745×1828mm(幅×奥行き×高さ)。

 そのほか容量違いのモデルも9月15日より順次発売する。店頭予想価格は、550Lの「NR-F553HPX」が35万円前後、500Lの「NR-F503HPX」が33万円前後、450Lの「NR-F453HPX」が32万円前後(いずれも税抜)。