ニュース

家庭用燃料電池「エネファーム」が累計販売台数8万台を達成~東京ガス

 東京ガスは、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が8万台を達成したことを発表した。「エネファーム」の累計販売台数が8万台に達したのは東京ガスが初めてとなる。

今年2月に発表したエネファーム。日本で初めて希望小売価格で150万円を下回った(税別、設置工事費別、停電時発電継続機能なしの燃料電池ユニット、標準タイプのバックアップ熱源機の場合)

 東京ガスでは、2009年5月に世界で初めて、「エネファーム」の販売を開始、2014年4月には同じく世界で初のマンション向け「エネファーム」を販売している。同社では、設置自由度を高め、停電時対応機能を追加したマンション向けの新製品や、戸建て向けで150万円以下のモデル、IoT対応モデルなど、ラインナップの拡充や商品性の向上を図ることで、エネファームの販売を進めてきた。

 エネファームは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電、発電した電気は家庭内で利用するというシステム。電気を作る場所と使う場所が同じであるため、送電ロスがなく、発電時に出る熱を給湯に利用するなど、環境に優しい点が特徴。

 東京ガスでは今後もエネファームの普及を通じて、ユーザーの快適な暮らしと地球環境の保全、電力ピークカットなどに貢献していくとしている。