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パナソニック、ボウルひとつで調理ができるスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」

 パナソニックは、「高精細・64眼スピードセンサー」を搭載したスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」NE-BS1400を6月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は170,000円前後(税抜)。

スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」NE-BS1400

 レンジ、スチーム、ヒーターと3つの熱源を搭載し、1台で「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」の調理ができるオーブンレンジ。新モデルは、「高精細・64眼スピードセンサー」の受光面積が、従来比1.5倍になり、食品の検出温度制度がアップ。測定の温度誤差を抑制でき、温度判定時間が従来の1秒から0.5秒に短縮されたという。

 また耐熱ボウルに入れた食品の温度を測定しながら2度の沸騰判定を行ない、判定後パワーを絞ることで、ふきこぼれを抑制。材料を耐熱ボウルに入れて庫内に置き、あとはおまかせで簡単にカレーやシチュー、パスタが調理できるようになった。

カレーやシチュー、パスタもおまかせで作れる

 さらにパンを種類と分量に応じてあたためる「パンのあたため」コースを搭載。瞬時に食品の表面温度を判定できる新センサーが、角度を変えながらビストロスピードグリル上のパンの分量を判定し、種類に応じてレンジ・ヒーター・スチームの最適な複合加熱プログラムにより、焼きたてに近いあたためを実現する。

 例えば惣菜パンは、マイクロ波で内部をあたためながら表面をヒーターでこんがり焼き、フランスパンはスチームで表面をコートし、コンベクションヒーターでパリッとした皮を再現するという。

パンのあたためコースは3種類

 そのほかレンジを連続で使用する場合に便利な「庫内を冷ますコース」を搭載。冷却ファンで庫外の冷風を庫内に送り込み、循環ファンで熱気を排出することで、庫内が冷めるまでの時間を短縮した。例えば鶏の照り焼き後に解凍を行なう場合、庫内が冷めるまでの時間を従来の約40%に下げられ、連続自動調理への待ち時間を短縮するという。

 本体サイズは、494×435×390mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約20kg。庫内容量は約30L。カラーはルージュブラックとホワイト。