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パナソニック、アジアでのエアコン市場の事業拡大に向け生産体制を拡充

 パナソニックは、急成長するアジアでの家庭用エアコン市場の更なる事業拡大に向け、タイ・バンコクでの生産体制を拡充したことを発表した。家庭用エアコンの需要拡大を取り込み、積極的な事業展開を進めるという。

パナソニックの家庭用ルームエアコン。写真は国内で展開しているWXシリーズ

 パナソニックのアジアにおけるエアコン事業はマレーシアにあるパナソニック アプライアンスエアコン マレーシア株式会社をグローバルマザー工場とし、アジアでの各製造拠点で、現地生産を行なっている。今回、タイにおける需要拡大を見込んで、パナソニック アプライアンス冷機デバイス タイ株式会社での、エアコン生産を開始した。2017年は約50万台規模の生産を予定しているが、需要増加に応じて、規模の拡大も検討しているという。

 パナソニックでは、アジアをグループ全体の成長に向けた原動力と捉え、製造・販売の現地化を加速し、アジア市場でのさらなるプレゼンス向上を図り、今後も積極的な事業展開を進めるとしている。