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世界初、睡眠に適した温度に自動調整する人工知能マットレスパッド「MOORING」

 ELESTYLE(エレスタイル)は、自動温度調節で睡眠の質を改善する人工知能マットレスパッド「MOORING(モーリング)」の予約販売を開始した。価格は、シングルサイズで51,800円、ダブルサイズで56,800円(税込)。

人工知能マットレスパッド「MOORING(モーリング)」

 多くの人たちから資金を集める"クラウドファンディング"で約4,000万円を達成し、開発された"人工知能"搭載のマットレスパッド。睡眠中、適温と外部温度に3℃以上の高低差があると、睡眠の質は20%低下するという温度と睡眠の因果関係から、使用者が快適に眠れる温度に随時調整するという世界初の機能を搭載したマットレスパッドとなる。

 MOORINGではマットレスの中に入っているPP電圧フィルムを通して、睡眠中の心拍数や呼吸などの身体状態を持続的に計測。睡眠周期に合わせてリアルタイムでマットの温度を調節し、睡眠に適した温度を提供するという。電源は自動でオン/オフされるため操作は不要。ダブルサイズの場合は、左右で別々に温度管理でき、2人で同時に使用しても、個別の温度調節ができる。

睡眠中の最適温度の自動調整する
ダブルサイズは、左右別々に温度を調節

 また先端の測定技術で、寝ている間の呼吸・心拍数、寝返り、睡眠質量を測定。睡眠データや、寝室の環境データ(温度・湿度・光・騒音)およびベッドの中の温度は、自動でアプリに保存されるるため、より正確に睡眠状態や健康状態を管理できるほか、離れて暮らす家族の健康状態も確認できる。

 さらにバイブレーション目覚まし機能も搭載。温度調節により使用者を浅い睡眠へ誘導し、起床にふさわしいタイミングで枕もとのバイブレーションが作動して起こしてくれる。ダブルサイズの場合、左右の目覚ましを別々に設定が可能。

 そのほか、湿気を飛ばす乾燥機能も搭載。雨や雪で湿った時期に発生しやすく、アトピーやじんましんの一因とされる細菌や害虫対策になるという。また直流19Vの低圧電流のため、火傷や火災の心配はなく、電磁波もないため人体への影響も心配ないという。

 本体サイズは、シングルが1,950×970mm(幅×奥行き)、ダブルが1,950×1,400㎜(同)。