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クラウドファンディング家電〜快適な眠りと健康管理に役立つIoTマットレス
2016年10月21日 11:48
「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。 |
ELESTYLEは、温度調節から睡眠の質を改善するIoTマットレスパッド「MOORING(モーリング)」の先行販売を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE(グリーンファンディング)」で開始した。
10月21日現在で応募可能な価格は、シングルサイズが29,800円からで、ダブルサイズが32,400円から。クラウドファンディング期間は2017年1月15日まで。なお、正規販売された場合の価格は、それぞれ43,000円、46,000円(いずれも税込)。
マットレスパッドのサイズは、シングルが97×195cm(幅×奥行き)で、ダブルが140×195cm(同)。
温度調整することで快適な眠りに導く
快適で質の高い睡眠を得るのに重要な要素のひとつである“温度”に着目して開発されたマットレスパッド。コントロール部とマットレス部で構成され、温度コントロールや健康管理、目覚まし、乾燥機能などを搭載させるという。
温度の自動調節システムについては、ユーザーの睡眠周期と身体の反応に合わせて、1分ごとにマットレスパッドの温度を調節。常に身体が最も快適だと感じる温度を提供。
例えば、寝入りの際はスムーズに体温が下がり身体を休ませられるよう、マットレスの温度も深い眠りに向けて温度を低下させていく。その後、深い眠りになると身体の休息を妨げないよう、適温を保つことで深眠期の時間を延ばす。
さらに、身体の温度分布に合わせて、上半身はほんのりと暖かく、腰周りは常温に保ちながら足元は温めながら保温してくれるという。
ダブルサイズの場合は、スマートフォンアプリで、左右の温度を別々に調整できるという。そのため、夫婦や子どもと一緒に眠る場合でも、それぞれに合わせた適温で眠れる。
健康管理にも役立つ
マットレス部では、ユーザーの心拍数や呼吸、体の動きなどを測定する、PP電圧フィルムが搭載されている。同時に、コントロール部では室内温度や湿度、光度や騒音などの寝室環境を測定。あらゆる状況下での身体の反応をデータ化していくという。
データは専用アプリでチェックでき、睡眠の質と健康状態を確認できるとする。
目覚めについても配慮され、バイブレーションによる目覚まし機能を搭載。温度調節によってユーザーを浅い睡眠へと誘導し、最も快適に起床できるタイミングで、耳元のバイブレーションを駆動させ、目覚めさせてくれる。ダブルサイズの場合は、2人分を別に設定できる。
アプリを使うことで、マットレスパッドを乾燥させて、清潔に保てるという。冷たく湿った時期でも、最近や害虫の発生を抑制できる。