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家の中を動き回って見守ってくれるお留守番カメラ「イルボ」

 エクストランは、家の中を動き回って、留守を見守るネットワークカメラ「ilbo(イルボ)」を発売した。価格は33,480円(税込)。

ネットワークカメラ「ilbo(イルボ)」

 外出先からでもスマートフォンやタブレットから、家の中の様子を映像で送ってくれるネットワークカメラ。最大の特徴は、本体がスマートフォンなどから動かせること。前進、後進、左右旋回と自在に動かせるほか、内蔵カメラを上方70度/下方20度にチルトすることも可能。

外出先からカメラを操作して移動させられる
ペットがいる部屋に移動させて、様子を見ることができる。カメラを上下にチルトでき、ペットの表情もしっかり捉える

 固定式のカメラと違い、床が平らであれば、家のどこにでも移動させて、気になる場所を外出先から確認できる。例えば、エアコンや照明の切り忘れ、窓の閉め忘れ、歩きまわるペットの様子なども一台のカメラで見られる。8mm以下の段差であれば乗り上げ可能で、毛足の短いカーペットの上も走行できるとする。

 マイクとスピーカーを内蔵するため、双方向で話せるほか、暗闇でも3〜5mの範囲で撮影できる。また温度センサーを搭載し、室温管理にも役立てられるという。

マイクとスピーカーを内蔵し、外出先からスマートフォンを使って、双方向で会話できる
暗闇でも3〜5mの範囲で撮影できる

 なお現在は、iPhoneなどのiOS 8.4以降に対応。Androidには秋頃に対応する予定だ。

 さらに今後は録画機能も搭載予定。既に赤外線リモコン機能を内蔵しているため、家電製品を遠隔操作できるようにバージョンアップ予定でもある。

温度センサーで室温を把握できる。将来的には赤外線リモコン機能を使ってエアコンなどの操作ができるようにする予定
イルボを操作して別売の充電ステーション(3,780円)に乗せると、自動で充電を開始する。充電中でも映像は確認できる

 本体サイズは180×174mm(直径×高さ)で、重さは880g。フル充電から待機時で約6時間、動作時で約2時間駆動する。移動速度は約5〜9cm/秒のスピードで移動可能。内蔵カメラは約30万画素で、640×480ドット(30fps)のVGAサイズでの動画撮影に対応。