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果物と野菜だけのグリーンスムージーは不適切、Ferranoのブレンダーで作る健康的なスムージーとは
2016年7月1日 11:43
シンガポールを拠点とする調理家電ブランドFerranoは、1~2人用のパーソナルブレンダー「BlendExpress BE51」発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10,000円前後。
容量400mlと600mlのボトルが付属するブレンダー。コンパクトサイズで、1~2人用のスムージーやフレッシュジュース、ドレッシングなどを調理できる。キャップが付属するためそのまま持ち運べ、忙しい朝でも使いやすいという。
カッターは、ステンレスの4枚刃を採用。モーター出力は300Wで、回転数は22,000回/分を実現している。角氷も砕け、なめらかな口当たりのスムージーを作れる。
ボトルの形状はまっすぐではなく、あえて波状にしたという。食材を撹拌しやすくなめらかにできるほか、持ちやすいといったメリットもある。素材には、ガラスのような透明感を持ちながらも、軽くて割れにくいトライタンを採用。人体に悪影響とされる化学物質BPAが含まれておらず、安全性が高いという。
運転モードは、連続稼働する「On」と、つまみを回している間だけ稼働する「Pulse」を用意。ロック機構を搭載し、安全性にも配慮している。
このほか、各ボトルに適したサイズのスリーブケースが付属。ケースを付けることでボトルの結露を防ぎ、カバンに入れても他のものを濡らさず、通勤時などに便利としている。ケースの素材は、ウェットスーツにも使われているデュポン社のネオプレンを採用。耐熱耐寒性に優れており、保温保冷に役立つという。
インテリア性にもこだわり、家に飾っておけるデザインを追求した。着色プラスチックを使わず、金型で形を作ってグロス塗装する2工程で生産。プラスチックには出せない質感を実現し、なめらかな表面にしたという。手入れがしやすく、キッチン周りで油が跳ねても、サッとひと拭きでキレイにできる。
本体カラーは、ferranoレッド、パールホワイト、スパークリングブラックの3色を用意。
本体サイズは、400mlボトル使用時で135×130×311mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1kg。ボトル単体のサイズは、400mlが80×151mm(直径×高さ)で重量は60g。600mlが80×214mm(同)で95g。運転音は80dB。定格時間は2分。コード長は1m。
果物と野菜だけのグリーンスムージーは間違いが多い、正しい作り方を
会場には、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが登場。栄養価の高いスムージー作りの説明や、オリジナルスムージーのデモンストレーションを行なった。エリカさんによると、グリーンスムージーはブームになっているが、間違った作り方をしている人も多いという。
「グリーンスムージーを作るとき、果物と野菜だけを入れがちですが、よりヘルシーにするにはタンパク質が大事です。豆乳やココナッツミルクなど、タンパク質を多く含む食材を入れることで、血糖値の上昇を抑えられ満足感も得られます。スムージーの良いところは、さまざまな栄養素を一度に摂れることです。ベースには好みの食材を入れ、そこに栄養価の高いスーパーフードやタンパク質を足して、美味しく健康的なスムージーが作っていただきたいです」(エリカさん)
会場で紹介されたメニューは「パイナップルとスピルリナのスムージー」。
ボトルに角氷とパイナップル、バナナ、ミント、ココナッツミルクを入れ、多くの栄養素を含むスーパーフードとして人気が高い、藻類のスピルリナ、チアシード、ヘンプシードをさらに投入。1分半ほど運転して、なめらかな液体になったら完成だ。
実際に飲んだところ、ココナッツミルクのまろやかさとパイナップルの酸味、バナナの甘みで美味しくいただけた。スピルリナやチアシードは粉末状になっていたので多少の粉っぽさは感じたが、身体に良さそうな不思議な味わいがアクセントになっていた。
また、エリカさんは忙しい朝にオススメのスムージーも紹介。
「スムージーは朝に飲むことが多いですが、時間がなくて沢山の食材を入れられない時もあると思います。その際は、パイナップル・絹豆腐・はちみつ・氷だけでも、栄養価が高く美味しいスムージーが作れます。朝ごはんの代わりにオススメです」と話した。