やじうまミニレビュー
おひとりさま自炊を「レンジde土鍋パスタ」でグレードアップ!
by 川端 衣里(2016/4/19 07:00)
おひとりさま向けサービスが充実してきた昨今ですが、自炊はやっぱり高くつきそう。そんなイメージで一人分の料理を敬遠する方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介する「レンジde土鍋パスタ」は、内面に電子レンジのマイクロ波で熱が発生させられる特殊素材を配合した本格土鍋。電子レンジでスピーディに一人分の料理が作れます。パスタを茹でられるほか、煮込み料理やリゾット、鍋など、多彩な料理ができるのも特徴です。
メーカー名 | イシガキ産業 |
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製品名 | レンジde土鍋パスタ |
実売価格 | 1,300円 |
今回は女性1人分にちょうどいいサイズの6号で、カラーはレッドを選びました。本体のサイズは194×222×97mm(幅×奥行×高さ)で重さは880g。他にも7号がラインナップされ、カラーはイエローとレッドのそれぞれ2種類が用意されています。
1人暮らしではありませんが、専業主婦で、昼間は2歳の子供と2人きり。子供の食事の用意に手間がかかり、自分はついつい適当なもので済ませがちです。おひとり様だけでなく、育児や介護で忙しい方の料理にも大いに役立ってくれそうです。
材料を切って入れるだけで麻婆豆腐が完成!
ちょうどお豆腐が余っていたので、まずは麻婆豆腐を作ってみました。付属のレシピブック通りに味噌や豆板醤、醤油などの調味料を鍋に入れて混ぜ、刻んだ長葱と豚ひき肉も加えて混ぜます。更にその上に1cm角に切った豆腐を平らに並べ、レンジへ入れます。
設定を500Wにして、5分間加熱。レンジから出したらかき混ぜて、彩りに青ネギを散らして完成です。
食べてみると、ひき肉がふんわりと柔らかく、炒めて作る本来の麻婆豆腐よりもパンチが足りない印象です。でも、小さ目に切った豆腐のおかげで全体に味が染みており、一人でササッと食べるにはちょっと嬉しい、ゴージャス目なお味に仕上がりました。また、味噌を減らして甜麺醤や砂糖を入れるなど、好みに応じてアレンジをすると更に良くなるでしょう。
パスタは茹で加減にコツが必要
次に海老のクリームスープパスタを作りました。むき海老としめじ、薄切りにした玉ねぎを半分に折ったパスタとともに鍋に入れ、そこへバター、顆粒スープの素、味噌などの調味料と牛乳を入れます。
最後に適量の水を注ぎ、なるべく具材全てが水に浸かるように箸で調節したら、500Wのレンジで5分間加熱します。出来上がったら手早く混ぜてパセリを振れば、見た目もおしゃれなクリームスープパスタの出来上がりです。
食べてみると、麺の茹で具合が少しモチモチなのに対して、玉ねぎは半生でした。もっと薄く切るべきだったという反省点が残りました。やはり生の野菜も一緒にしてレンジ調理するのは難しく、各家庭のレンジの性能とも相談しながら工夫していく必要があるようです。
以上のように、個人での工夫やアレンジが必要ですが、土鍋以外の洗い物を出さず、切って入れて5分間チンするだけで手の込んだ(“風”の)料理が完成するのはとても嬉しいです。普段の食事が適当になってしまいがち、ついつい外食やテイクアウトに頼ってしまう方などにおすすめいたします。