やじうまミニレビュー
冷蔵庫にスタンバイさせた「キッチン便利テープ」が予想以上に便利だった
by 田中 真紀子(2016/2/23 07:00)
片栗粉や小麦粉など、使いかけの食材の袋を留めるのに、もっぱら使っているのが輪ゴム。最近は、パチンとしっかり留められて密閉度が高いキッチンクリップも愛用している。
意外と選択肢になかったのが、テープで留めるという方法だ。今回、キッチンで便利に使えるという、その名も「キッチン便利テープ」なるものを見つけたので、使ってみた。
メーカー名 | ニトムズ |
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製品名 | キッチン便利テープ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 356円 |
冷蔵庫に貼れるから、使用頻度が高くなる!
キッチンでの使いやすさがウリというだけあって、普通のテープとは違った工夫がある。まず、カッター台の裏面にマグネットが付いているため、冷蔵庫にくっつけることができる。キッチンの中でも、特に手が届きやすい場所にスタンバイさせられるため、使いたいときに取り出す手間なく、ぱっと使うことができるのだ。
続いてテープカッターの位置。普通のテープカッターは、テープ面と平行にカッターがついているが、これはテープ面から90度ひねった向きにカッターが設置されている。テープが横向きでカッターも横向きだと、冷蔵庫がジャマで上手にカットできなそうだが、これはカッターが正面を向いているため、ストレスなくカットできる。
まずは冷蔵庫に貼り付けた状態で、テープを引き出してみた。普通のテープのように、すーっと引き出せるときもあれば、スムーズに引き出せず、カッター台が大きく動いてしまうときもある。引き出す角度も問題なのかもしれないが、そんなときはカッター台に軽く指を添えて押さえながら引っ張れば問題ない。
さっそく袋の口を留めるのに使ってみた。使いかけの食品の袋にチャックがついていないと、何らかの方法で留めなくてはいけない。いつものやり方と比べてみる。
これは、思った以上に手軽だった。そもそもテープで貼ると、こんなにラクだったとは。テープの粘着力もじゅうぶんで、何度か使ってみたが途中でテープが剥がれていたということもなければ、くっつきすぎてテープが取れないということもなく、使いやすさは申し分なし。
留めるだけじゃない、書き込みができてさらに便利!
また表面がさらっとしていて、文字を書き込むことができるので、留めるついでに開封日を記入できるのも便利。開封したものに限らず、惣菜を調理した日を記入したり、メモ代わりに使うこともできる。
ちなみに、文字の書き込みには、鉛筆もボールペンも問題なく、水性だと弾きやすいようだ。テープ自体がオレンジ色で透過性もあるため、油性ペンが一番くっきり見やすい。またプラスチックのフタに貼り付けて水に濡らしても、剥がれなかったことから、多少の水濡れも問題ないようだ。
輪ゴム、クリップと並んでキッチンの定番として活躍!
冷蔵庫にこの「キッチン便利テープ」を取り付けて以来、袋を口留めしたり、日付や食品名を書き込んだり、バラバラになった食材をまとめたり、日々何かと使っている。特に、面倒臭がりな筆者は、今まで使いかけの食材に書き込みなどしたことがなかったが、これのおかげでこまめに記録しようと思えるようになった。たまにしか使わない中華調味料や、いろんな味を買いすぎて使いきれないことが多いドレッシングなど、食材の無駄を防ぐのに非常に役に立っている。
輪ゴムやクリップとは違い、使い捨てすることにはなるが、10m入っているためたっぷり使え、なくなったら取り替え用も販売されている。あって損はないので、ご家庭の冷蔵庫に1つ、ぺたっと貼っておくことをおススメしたい。