やじうまミニレビュー
無印良品「あたたかファイバー洗える毛足の長いルームブーツ」
無印良品「あたたかファイバー洗える毛足の長いルームブーツ」 |
寝るときは靴下を履いて寝るというくらいの冷え症だ。湯たんぽを備えている布団の中ならまだしも、つらいのが足下から冷えがシンシンと伝わるフローリングの床の上だ。足下を重点的に暖房していても足先まではなかなか暖まらない。そこで毎年この季節になると必ず購入するのが温かい素材を使っているルームシューズだ。
今年購入したのは、無印良品の「あたたかファイバー洗える毛足の長いルームブーツ」だ。製品名にルームブーツとあるように足首までカバーしてくれる形はもちろん、見た目にも温かみを感じるファーの素材が気に入って購入した。
メーカー | 無印良品 |
製品名 | あたたかファイバー洗える毛足の長いルームブーツ |
購入場所 | 無印良品 ネットストア |
購入価格 | 1,899円 |
昨今の経済状況も関係しているのか、ランニングコストがかからないこの手の製品は人気を集めているようだ。実際、店舗にも数多くのルームシューズが並んでいる。
その中でも、今回この製品を選んだのはまず形が気に入ったからだ。足の先だけをカバーしても、足首を外にさらしたままでいると、足の温度は一気に下がってしまう。ルームシューズではなく“ルームブーツ”である、この製品はしっかり足首までカバーしてくれる。また、足首まで長さがあることで脱げにくいという利点もある。
製品本体 | 裏面 | ルームブーツというだけあって、普段履いているムートンブーツとデザインはほとんど変わらない |
次に気に入ったのはデザインだ。ルームウェアといえども気に入ったデザインのものを使いたいという女性は多い。一般的に女性に冷え性が多いため、この手の製品は女性的なデザインを施したものがほとんどだが、キャラクターやぬいぐるみが付いているようなデザインは避けたかった。「あたたかファイバー洗える毛足の長いルームブーツ」では、今回購入したアイボリーのほかにライトブラウンを揃えるが、いずれも外側の素材はファーで統一、そのほかには余計な飾りなどがないごくシンプルなデザインだ。
デザインを重視して製品を選ぶとその分予算もかさむことが多いが、この製品の場合、2,000円以下で価格とのバランスも良かった。
実際に使ってみると、断然暖かみが違う。朝起きて冷え切った室内を歩くときや、お風呂上がりなどは特に暖かさを感じる。厚手のソックスなどと比べると、安定感も高く、底部が厚くなっているため冷えも伝わりにくい。
手足の先が冷える末端冷え症は、室内を暖めてもなかなか解消されない。ルームブーツを履くと、足先を常に毛布で包み込んでいるような状態なので、冷え症の人にとっては特に効果的だろう。
ポリエステル100%の毛足の長い素材は、肌触りが良く、素足で履いた時も気持ちいい。また、靴下と同じように洗えるというのも嬉しい点だ。
履いて見たところ。足首までしっかりカバーしてくれる | つま先立ちしたり、歩き回ったりしても脱げにくい | 上から見たところ。丸いシルエットで見た目にも暖かみを感じる。サイズは23~24cm用のMを購入した |
一点だけ注意したいのは、この製品には裏面に滑り止めが付いていないということ。柔らかい素材で滑りやすいので階段があるお宅だと注意が必要だ。ただし、マンション暮らしで室内に階段がない我が家の場合では、今のところ何の問題もない。
体全体を暖めるわけではないので、暖房費の節約にすぐつながるというわけではないが、冷え症で苦しんでいる人にはおすすめの製品。無印良品では今回紹介したルームブーツ以外にもスリッパタイプや、素材に保温性の高いキルティングを採用したルームブーツなどを揃える。いずれも2,000円前後で購入可能で、どれも洗うことができる。自分用にはもちろん、ホリデーシーズンのちょっとしたプレゼントにもおすすめの製品だ。
2009年 11月 25日 00:00
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