やじうまミニレビュー

三菱電機「充電式LED常備ライト CL-712」

~暗くなると自動点灯、非常灯も兼ねたLEDフットライト
by 林 佑樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


三菱電機「充電式LED常備ライト CL-712」

 恥ずかしながら、小生宅の仕事部屋は本やケーブルや小物やらが散乱した“カオス”状態となっており、就寝時に明かりを消そうものなら、いろいろなものを踏みつけて転んでしまいそうになる。とりあえずの対策としてLEDフックライトを購入したが、手動で点灯させるため、スイッチを押し忘れてしまうこともあった。

 というわけで、部屋が暗いと自動的に点灯するような手軽なフットライト(足元灯)を探したところ、三菱電機の「充電式LED常備ライト CL-712」を発見した。希望小売価格は7,140円だが、楽天市場では980円というかなり安い価格で購入できた。



メーカー三菱電機
製品名充電式LED常備ライト CL-712
購入場所楽天市場
希望小売価格7,140円
購入価格980円


本体は手のひらにすっぽりと収まるサイズ。壁際に設置しても場所を取らない。前面のスイッチでモードを切り替える
 CL-712は、コンセントに挿して点灯するタイプのLED常備灯で、サイズは67×43×86mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクト。プラグは本体上部にあり、プラグ口が縦に2つ並んだコンセントなら下段にちょうど取り付けられる。横幅は一般的なACアダプターと同程度なので、電源タップに取り付けておくこともできる。光源は高輝度の白色LEDで、計7基を内蔵。定格消費電力はわずか2Wとなっている。

 本機はACアダプターのほかに、ニッケル水素電池を内蔵している。バッテリーの存在は、当然停電時の点灯目的だが、上部には収納式の取っ手があり、明かりを持ち運ぶことにも対応している。そのため、停電時は充電式LED常備ライトのところまでたどり着いてから、本体を手に持ち周辺の様子を確認したり、ブレーカーの確認をしたりもできるなど、自由度の高い設計となっている。本体はわずか約185gと軽く、加えてプラグも折りたたみ式なので、いざというときも持ち運びやすい。なお電池は約48時間で満充電となり、コンセントから取り外して約2時間使用できる。

ニッケル水素充電池を搭載しているため、コンセントに差さなくてもライトの点灯は可能。寿命は約3年で、交換にも対応しているプラグは折りたたみ式。取っ手を持つときに邪魔にならない

「足元」「停電」の光量の違いを比較。「停電」モードはLEDが5つ点灯することもあって、直視するのがツライ。普段使いには「足元」モードで問題ないだろう
 本体の操作を見てみよう。操作スイッチは正面にあり、「切」「停電」「足元」と並んでいる。「停電」は通電が止まった際に5つのLEDが点灯するモードで、「足元」は2つだけが常時点灯するモードだ。また本体左下には光センサーがあり、「足元」モード時には、周辺光量に合わせて自動的にLEDをON/OFFしてくれる。

 「足元」モードにセットしたところ、点灯するLEDの数が2つだけと少ないものの、本製品をセットしているタップ周辺の状況はよくわかる。ほどよい明るさで、直視してもあまり気にならない。一方「停電」モードは、LEDが5つ点灯することもあって確かに明るいが、逆に目にキツい明るさがある。非常時には頼りになりそうだが、通常は「足元」モードで使用すれば問題ないだろう。

「足元」モードにセットして、部屋の明かりを消す。すると、光センサーが反応し、LEDが2つ点く。さらに、給電を止めて停電状態すると、LEDが5つ点灯する

 リビングや寝室、廊下に設置すれば、夜中に目が覚めてトイレに行く時に、ちょっとした目印の役割を果たしてくれる。また、物置のようにモノが多くて足元がわかりにくい空間にも向くだろう。しかも、停電などにはライトとしてしっかりと働いてくれるという備えまである。コンパクトで邪魔にならないフットライトを探しているなら、ぜひともチェックしていただきたい。



2009年 11月 19日   00:00