やじうまミニレビュー
京セラ「セラミックワイドピーラー」
京セラ「セラミックワイドピーラー」 |
ピーラーはキッチンに欠かせないアイテムのひとつだ。ジャガイモやニンジンの皮を剥くといったシーンで大活躍してくれる。愛用しているピーラーは刃渡り4cm弱のサイズだが、キャベツの千切りにも使えるというビッグサイズのピーラー、京セラの「セラミックワイドピーラー」を発見した。
メーカー | 京セラ |
製品名 | セラミックワイドピーラー |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,180円 |
セラミックワイドピーラーは、製品名で何でどういうものがわかる。すなわち、セラミック製の大きなピーラーだ。刃は8cmにも及ぶセラミック製のもので、他のピーラーと比べるとひときわ大きい。といっても、重量は約60gで、金属製の刃を持つ普通のピーラーと変わらないため、取り回し感は変わらない。
刃渡りは8cm。フレームサイドにある出っ張りが芽取りで、左右に用意されている |
使い始める前に、セラミックス製の刃であるメリットを見てみよう。まず、ステンレス製の刃と比べると、切れ味が長持ちする。次に金属イオンが生じないため、野菜に金属の臭いが移らない。そして、錆びることがないため、水洗いや除菌漂白もOKとなっている。注意点としては、パッと見、刃に見えないため、ついつい触ってしまいそうなところだ。かなり切れ味がよく、軽く触れても皮膚が切れてしまう。(実は、興味本位で触ってしまったところ、見事に切り傷を作ってしまった……)
さて、大型の野菜向きといった本体の造りだが、ニンジンなど小さな野菜にはどうなのだろう。実際に使ってみると、刃渡り4cmの小型タイプと比べてみても、皮を剥きにくいとは感じなかった。充分に小も兼ねてくれる。
刃渡りが長いため、苦手かもと思っていた細めのニンジンの皮も、とくに問題なく剥くことができた | キャベツを千切りにするときは、端からしっかりと当ててからスタートするといい | キャベツのカット面上を走らせるときは、少し押し込む感じにするとスムーズ |
さっそくキャベツの千切りから始めよう。使用したのは買ってきて2日ほど経ってしまったややしなびたキャベツ。つまり、外側は少ししなびて、中央は比較的シャキシャキしている状態だ。
千切りをするときの手順は、まずキャベツを半分にカットして、切断面に対してセラミックワイドピーラーを当てる。あとは、ちょっと強めに押しながら、ピーラーを引くだけで薄くて食べやすいキャベツの千切りができていき、その感覚はスライサーに近い。
やはり、少ししなびている部分はスライスしにくく、まだ新鮮な芯の周辺はあまり力を入れなくてもOKだったので、新鮮なキャベツならば、楽しく千切りを作ることができるだろう。
完成したキャベツの千切り。包丁で切ったときよりも、遙かに薄くて食べやすかった | 芯も写真の通り、薄くスライスできるのでおいしくいただける |
キャベツの千切り専用ではなく、ニンジンやキュウリにも対応するセラミックワイドピーラー。ジャガイモはその形状からちょっと慣れが必要となるが、いままでのピーラーから買い換えても問題なく扱うことができる。おおざっぱなキャベツの千切りではなく、薄くて食べやすい千切りを自宅でも食べたいという人にオススメしたい。
2009年 8月 19日 00:00
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