やじうまミニレビュー
生レモンをスプレーに変身させる「ルクエ シトラススプレー」
by すずまり(2014/4/8 07:00)
ときどき料理の風味付けに求められるレモンやライムなどの柑橘系。切って絞って、絞りかすが出てと案外手間がかかるもの。手を汚さず、なおかつまんべんなくかけたいと思ったことはないだろうか。そんなときは「ルクエ シトラススプレー」の出番だ。
メーカー | コラムジャパン(輸入代理店) |
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製品名 | ルクエ シトラススプレー(2個セット) |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,321円 |
レモンやライムの実から直接果汁をスプレーできる
「ルクエ シトラススプレー」は、シリコン製品でおなじみのスペインのルクエ社が開発したもの。レモンやライムなどの柑橘系フルーツを、スプレーボトルのように扱えるという製品なのだ。見た目は生のレモンからスプレーが飛び出した状態で、生のレモンから果汁がダイレクトに噴射されるというジョーク品のようなのだが、これが実際に便利に使えるから驚かされる。
「シトラススプレー」の構造自体は、ノズルのついたスプレーと同じ。ノズルの部分が太めで穴の空いたスクリューになっており、柑橘類にねじ込みやすくなっているというだけだ。今回の製品は長短1本ずつがセットになっているが、これは取り付ける実のサイズに合わせて選べばいい。
本当にスプレーできてびっくり!
まずレモンで試してみた。取り付けるときは、端を切り落としてグリグリと回転させながらねじ込むだけ。十分ねじ込んでから軽く揉むと、果汁が出やすくする。
プッシュすると、レモン汁を見事に勢いよく噴射できて、嬉しいやら面白いやら! 驚いて唐揚げに何度も噴射してしまった。スライスレモンを手で絞るより効率がよく、1プッシュで広範囲に行き渡るところもいい。部分的にかなり酸っぱいといったばらつきもなく、唐揚げ全体がふんわりとレモンの風味に包まれた。スライスレモンを搾ると手が汚れやすいが、これなら手を汚す心配もないし衛生的だろう。
続いてライムに短いスプレーを取り付けて見たが、こちらはノズル部分が短いせいか、噴射力はやや控えめだが、ちゃんとスプレーできた。ドリンクの香り付けにも活用できそうだ。
セットには置き皿が付属するので、使い終わったらその上に置いてスタンバイ。スプレーを取り付けた状態で、そのまま冷蔵庫で保存もできる。
なお、使い始めが一番果汁の出が良い。実がぎゅっと詰まっているので、水分がスプレーの内部に吸い上げられやすいのだろう。果汁の出が悪くなったら果実を再び揉むか、スプレーを一旦外して穴の掃除をするといいようだ。
すべての果汁を1滴残さず使い切れるわけではないので、ある程度まで使えば出は悪くなる。揉んでも掃除をしてもスプレーしにくくなったら、残りの果汁は手で搾り出して使おう。
食卓のみならず、ホームパーティの脇役にぴったり
使った自分も驚いたが、見せられるほうも驚くはず。食卓のみならず、ホームパーティでも見せたら話題になるに違いない。柑橘類の新鮮な果汁をもっと便利に活用したいという方は、ぜひお試しいただきたい。