やじうまミニレビュー
エレコム「flecc orbe(フレック オルベ)」
エレコム「flecc orbe(フレック オルベ)」 |
テレビやパソコンに、冷蔵庫に電子レンジ、そこにドライヤーや携帯電話の充電器など――電気製品に囲まれて生活をしている人にとって、備え付けのコンセントだけでは数が全く足りない。そこで活躍するのが電源タップ。だが、複数のコードが接続されている電源タップのは四角張っていて、大きくてイカついイメージ。デザインも“実用性第一”のものが多い。
職場のパソコン周りや、テレビなどのAV機器周りならそれでもいいが、インテリア用のライトなんかの電源として使うときに真四角のドデカイ電源タップはやっぱりちょっといただけない。
というわけで紹介するのがエレコムの丸いフェイスが特徴的な電源タップ「flecc orbe(フレック オルベ)」だ
メーカー | エレコム |
製品名 | flecc orbe(フレック オルベ) |
希望小売価格 | 2,835円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,541円 |
flecc orbeの一番の特徴はなんといってもその形にある。黒くて丸い本体に白い差し込み口が目立つそのデザインは、これまでの電源タップとは一線を画すものだ。機能の方は至って普通。4つの差し込み口に、太めのコードの長さは2m。誰でも迷うことなく使い始められる。
製品パッケージ | 電源コードの長さは2m | 黒い本体に差し込み口の白が映える |
差し込み口は、差し込みやすいようにそれぞれ90度づつ回転した状態で配置されている。また、表面がわずかにカーブしているので四方のどの方向からも差し込みやすくなっている。また差し込み口には、ホコリの侵入を防止するシャッターが設けられている。デザイン重視といっても、電源タップの基本機能を抑えているところが頼もしい。
4つある差し込み口の間隔はあまり広くない。ノーマルタイプのACアダプタなら問題なく4つ差し込めるが、ちょっと幅のあるものだと隣の差し込み口までかぶってしまう。ちなみに、iPhoneの充電用アダプタはほかの差し込み口にかぶることなく、差し込むことができた。
コードを差し込んだところ | 大きめのACアダプタを差し込むと、隣の差し込み口にかぶってしまう | iPhoneのアダプタを差し込んだところ |
4つ全部の差し込み口に差し込んだところ | DSのアダプタは隣の差し込み口の邪魔になってしまった |
普通、電源タップというと机の下や部屋の隅などなるべく目立たない場所にこっそりと置いておく。せっかくインテリアに凝った部屋にしていても、電源タップが一気に雰囲気を壊してしまうからだ。しかし、flecc orbeの丸いフェイスならそんなことはない。インテリア用ライトの電源として、美容家電の電源として、製品と並べて堂々と置くことができる。
美容家電の電源として使っているところ | インテリア用ライトの電源として使っているところ | 鏡台に置いて使うのも便利 |
実はこの手の“デザインにこだわった”電源タップはそう珍しいものではない。それでもこの製品を選んだのは、バランスが良いと感じたから。値段、サイズ、そして凝りすぎていないデザイン。デザインにこだわりたいといっても、やはり所詮は電源タップ。高額なものやそれ自体が強く主張しているものだと、ちょっと引いてしまう。
その点、flecc orbeは気負いなく普通に使える製品であることが好印象。エレコムでは今回紹介したシリーズ以外にもデザインに焦点を当てた、電源タップを発売している。部屋の片隅用ではなく、デスクの上やインテリアライト用など目立つ場所用の電源タップとして1つ選んでみてはいかがだろうか。
やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです