やじうまミニレビュー
「走って動く! ティッシュBOXケース」
~ラジコン仕掛けのティッシュボックス
走って動く! ティッシュBOXケース |
先週から花粉も本格的に飛び始めたようで、鼻をかむことが多くなった。何かしらティッシュグッズを紹介したいが、普通のモノでは面白くない。
そこで今回は、ラジコンで動くティッシュボックス「走って動く! ティッシュBOXケース」を紹介しよう。
製品名 | 走って動く! ティッシュBOXケース |
購入店舗 | 楽天市場 |
購入価格 | 1,990円 |
ラジコンで動くティッシュBOX……という言葉でなんとなく想像はつくだろうが、ラジコンカーの上にある“荷台”に、ティッシュの箱を載せるという、そのまんまの製品だ。これを使うことで、遠くにあるティッシュを近くに持ってくることができる、というわけだ。
本体のサイズは120×250×70mm(幅×奥行×高さ)で、これよりも小さいティッシュのみ搭載できる。なおカラーリングには、ホワイト、レッド、ブラックの3種類が用意されており、今回はレッドを入手した。
ラジコンカー本体とコントローラーが付属。説明書に明記されていないが、だいたい半径3mくらいまでは無線が届く | 裏面。電源と方向を微調整レバーがある | 長方形で前後がわかりにくいが、横から見るとフロントのほうがやや長いのがわかる |
一般的なティッシュならあっさりとセットできる | 花粉シーズン、個人的に多大にお世話になる「クリネックス ローションティシュー」は、少し大きめで入りきらなかった。走行する分には問題ナシ |
ラジコンとしての性能は、平坦な場所なら問題なく走る程度のもので、価格相応といったところだ。電源は単三乾電池4本で、後輪駆動となっている。
コントローラーは単三乾電池2本が必要で、前進/後進レバーか左右回転レバーを入力するときだけ電源が入る仕組み。無線の到達距離は明記されていないが、試した感じでは最大3mといったところか。室内で使う分にはなんら問題ない。
小生宅のカーペットの上で使ったところ、問題なく走行を確認した。前進の挙動がハンドルニュートラルと完全にハンドルを切った状態しかなく、取り回しが難しいかと思ったが、意外と小回りが利く。わざと面倒なルートを通ってみるという遊びもこなせる。ただし、鼻を垂らしながら操作している姿はちょっと……いや、かなりマヌケだが。
カーペット上での操作チェックを録画した。ハンドリングにクセはあるが、意外とスムーズに操作できる |
走行時の注意点は、ケーブルを乗り越えようとしても、途中で引っかかってしまうところ。イヤホンなどの細いケーブルならば大丈夫だが、タップなど標準的な太さのケーブルはまず乗り越えられない。また、衝撃を和らげるサスペンションがないため、硬い床での使用もあまりオススメできない。もちろん、壁に激突、なんてのも避けておいた方が良い。
ここで搭載荷重をチェックしてみると、単行本3冊とPSPを搭載した状態でもなんとか走行することを確認した(乾電池は満タンの状態)。1kgはさすがにアウトだが、500~600gくらいまでは実用範囲といった体感だ。ティッシュ以外のアイテムを載せて登場させるといったことにも使えるだろう。
タイヤはシャフトと直結しているため、サスペンションはナシ。タイヤもハードなので耐衝撃性は皆無だ。一応、段差のないカーペットの上くらいなら走破できる | 単行本やガジェット類の運搬にも使える。広いリビングがあるなら、こういった使い方もアリだろう |
無線操作できるティッシュBOXは類を見ないが、わざわざ操作してからティッシュを取るというゲーム感覚は意外と新鮮だ。狭い部屋だと走行させるのも一苦労だが、パーティーグッズとしてはかなり強い効果を発揮してくれるだろう。並大抵のティッシュグッズでは満足できない方は、ぜひチェックしていただきたい。
2010年 3月 1日 00:00
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