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やじうまミニレビュー

象印マホービン「TUFF(タフ) SM-DA35」

〜水滴が飛び散らない、ワンプッシュ開栓のステンレスボトル
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



象印マホービンのステンレスボトル「TUFF(タフ) SM-DA35」
 飲料を冷たい(温かい)まま長時間キープできるステンレスボトル。中に注ぎ入れるだけで、電気も何も使わずに温度を保つという“エコ”な点が好評を博しているようだ。特に、ボトルに口をつけて直接飲むマグタイプは人気で、メーカーのひとつである象印マホービンでは、2008年の売上は前年の35%増だったという。

 そんな象印マホービンから、新しいマグタイプのステンレスボトルが発売された。それが「TUFF(タフ)」の「SM-DA」型だ。容量350mlのSM-DA35と500mlのSM-DA50の2タイプがあるが、今回は持ち運びやすさを考えて、小型の350mlタイプを購入した。

メーカー 象印マホービン
製品名 TUFF(タフ) SM-DA35
希望小売価格 5,250円
購入店 Amazon.co.jp
購入価格 2,480円


 SM-DAは、保温、保冷の両方に対応したステンレスボトル。本体の開栓ボタンをワンプッシュしてフタを開け、その中にある飲み口に口を付けて飲むスタイルとなる。しかし、こうしたスタイルのステンレスボトルは、象印だけでなくそのほかのメーカーからでも出ており、決して珍しくはない。

 では何が特徴かというと、本製品では、フタの開栓時にありがちな「水の飛び散り」がないのだ。というのも、一般的なボトルだと、開栓ボタンを押すとすぐにフタが全開する。そのため、フタの内側に付着した飲料の水滴が、その勢いで飛び散ってしまうことが多い。すぐに開いて便利なのは良いが、服に付着して染みになったり、また手に付着してベトついたり……といった煩わしさも確かにあった。

 このSM-DAでは、この水滴の飛び散りを防ぐ機構を採用している。本体の開栓ボタンを押すと、フタがすぐに全開するのではなく、ちょっとだけ開いた状態になる。ここで、フタの内側に付いた水滴が落ちる仕組みになっているのだ。その後、開栓ボタンを放せばフタが全開する。

 開栓の動作を何度か試してみたが、確かに水滴は飛び散らなかった。ボトルを逆さにして、あえてフタ内部に水滴が付くようにしてみたが、それでも開栓時に水滴はなかった。これなら、バッグの中に横に入れても、飛び散りを気にする必要はなさそうだ。

フタの内側は、ボトル内部の水と直接触れ合うため、開栓時に水滴が飛びやすいが…… SM-DA型なら、ボトルの開栓ボタンを押した後、写真のようにちょっとだけ開いた状態となる。ここで水滴が落とせるため、開栓時に水滴が飛び散らない その後、ボタンの指を放すことで、完全にフタが開く

フタを開けているところ 今度はフタに水滴が付着しやすいよう、本体を一度逆さにし、早めにボタンを押した。しかし、周囲には水滴は飛び散らなかった


 ところで、飲み口には通気口が付いており、これにより飲料が詰まることなく、スムーズにゴクゴクと飲める。開栓してから飲むまで、手軽にストレスなく飲めるのはうれしい。

 保冷効果のスペック値は、6時間で9℃以下と、ステンレスボトルとしてはトップクラスの能力を備えている。実際にボトル内に冷たいお茶を6時間入れておいたが、問題なく冷たいままでキープできた。保温にも対応しているので、夏だけではなく冬にも活躍してくれることだろう。

 気になったのが、栓を取り外した後のボトルの口が狭いところ。手を入れてゴシゴシ洗うのは無理そうだ。とはいえ、これはスリムなステンレスボトル全体に言えること。丸洗いに対応しているので水ですすぎ洗いをしたり、専用の洗浄剤「ピカボトル」を使うなどで手入れをしておきたい。

飲み口には飲料が通る穴のほか、通気口が開いている。そのため、飲料がスムーズに出てくる 内部に手やスポンジが入りにくいのは、スリムなステンレスボトルの宿命ともいえる。こまめに水洗いをして清潔に保ちたいところだ

 “ちょい開き”のワンクッションが入ったことで、使用時の飛び散りを気にすることがなくなった。たったそれだけのことでも、より気楽に使うことができる。夏休みに旅行をする際や、オフィスで仕事をする時の「マイボトル」として、お勧めしたい。

バッグに入れたところ カラーはブラックのほか、ピンク(写真)、ホワイト、ブルーもある。


2009年 8月 5日   00:00

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