やじうまミニレビュー
伝言を書いたりイラストで遊んだり。楽しみ広がるふきだし型の黒板
2016年9月28日 07:00
進化した「黒板」がこんな形で登場!
黒板、と聞くと、何となく懐かしい気持ちがします。チョークを使う時の独特の感触、黒板消しをたたいてむせた思い出、落書きも面白かったし、字がきれいな人は羨ましかった……。
そんな黒板が、ぐぐっと身近なものになってやってきました。その名も「つみき黒板」。作っているのは日本理化学工業株式会社という、おかたい印象の社名ですが、その製品はなかなか柔軟で楽しいものです。
メーカー名 | 日本理化学工業 |
---|---|
製品名 | つみき黒板 ふきだし |
実売価格 | 1,836円 |
つみき黒板にはいろいろな形があるのですが、今回紹介するのは「ふきだし」型。そう、あの、セリフが入る「ふきだし」の形です。
ふきだし型の黒板と一緒に入っているのは、6色そろっているチョークセットと小さな黒板消し。この3点がパックされています。
黒板だけでなくチョークと黒板消しまで入っているので、これだけですっかり「黒板セット」の完成。しかもチョークは6色もそろっていて、結構それがうれしい!
つみきもチョークも日本製で、黒板の塗料は、子どもがなめてしまっても安全なものを使用。さらにチョークは、からだにやさしい「ダストレスチョーク」。主原料は、骨や歯の主成分と同じ炭酸カルシウムで、ホタテ貝殻を再生・活用しているそうです。均質な粒子なので、かすれが少なく鮮明な発色が可能、しかも粉末が飛散せず摩耗もしにくいため、長持ちします。なめらかな使い心地はストレスも少なく、手も疲れません。
安全や使いやすさに配慮したポイントがたくさんあって、いやいや、黒板の世界って、結構進歩しているんですね。
消すまでの一度だけの世界を自由に楽しんで!
この「ふきだし型」の黒板は、ふきだしの形をした木片が、全身黒板になっている、というもの。つまり、それ自体がふきだしの形をしているので、セリフっぽくしたいからと、わざわざふきだしの囲みを描く必要はないってこと! 一目瞭然で、そのまんま「伝えたいこと」なのです。
メモや伝言はもちろん、もっと自由に絵や文字を描いたり消したりして、いろいろ楽しめます。そこには手描きならではの温かみが感じられて、ちょっとほっとする気も……。何度でも消せるから、失敗しても気にしない! 子どもの頃のお絵かきを思い出すように、楽しんでしまいましょう。
黒板には意外に厚みがあるため、それ自体でしっかり立ちます。その厚みの部分にもいろいろ描けるから、表+裏+側面、の3スペースあるという感じ。黒板の表面が白っぽくなったら、濡れたものでやさしく拭けば、またきれいな黒板の面に戻ります。
黒板やチョークの素材感・手触りは独特です。伝言メモやインテリアとして、どんな年齢の人でも楽しんで使えそう。
構えず気軽に使えるのに、そこには描いた人の個性や体温が感じられる……消してしまえば何も残らず、同じものは二度と描けない……。そんなつみき黒板、ひとつ持っていてもよさそうですね。