やじうまミニレビュー

キッチンが急にオシャレになる! ワイングラスホルダー

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 前回前々回に引き続きキッチンカスタマイズ第3弾!

 今回は、念願の! 憧れの! ワイングラスホルダーを導入したので、じっくりご紹介したいと思います。

アールエスハンガースタジオ「ワイングラスホルダーダブル」
メーカー名アールエスハンガースタジオ
製品名ワイングラスホルダーダブル
実売価格3,170円(Amazon)

 学生時代にバーでアルバイトをしていたのですが、頭上に固定された金属の棒にワイングラスをどんどん収納するのを見て、なんと画期的な! と感動したことを覚えています。もちろん、当時は知らなかっただけでポピュラーな収納方法なのですが……。この度引っ越しをすることとなり、キッチンも少し広めに。そうとなれば、早速ワイングラスホルダーの導入! です!

 色々と物色していると、1列だけのもの、2列、4列、上の棚にひっかけるだけのもの、ネジで固定するもの……と、意外と種類が豊富にありました。今回はシンプルかつ、一般家庭でも導入しやすい、2列&ひっかけるタイプを購入。

 製品は、いってしまえば曲がりくねったステンレスの棒。平たい棒部分の先には滑り止めのゴムキャップがついています。棚にひっかける部分の平たい棒は長さ212mm、厚さ3mmで、下の棒との間は27mm。設置予定であるキッチンの棚の厚みを測ってみると15mmほど、奥行きは335mmのため、余裕をもって差し込めそうです。

 グラスホルダー部分は長さ235mm、2列合わせての幅は225mmと、ひっかける部分より少しだけ長いほぼ正方形。グラスのステムを差し込む隙間は28mm、ベース部分が入る場所の入り口は95mmとなっています。拙宅にあるワイングラス、ビアグラスのベースは最大で80mmなので余裕をもって収納できそうです。

上から見たところ
裏返してみた
グラスのステムを入れる側
後ろはストッパーがついている

 設置でまず悩んだのが、キッチンの棚のどのあたりに設置するか。コンロに近いところでは油っぽくなってしまう可能性がありますし、かといってシンクの真上では洗った直後は良くても頭がぶつからないか心配。そこで、そのちょうど中間あたりにとりあえず設置してみることに。

 ここ、と決めた棚の扉を開け、平たい棒部分を差し込みます。……なんと、感動的に簡単に設置が終了してしまいました! ネジがいらないどころか押しピンなども、テープ類も突っ張り棒もいりません。

 ただ差し込むだけで滑り止めのゴムが十分に機能しますし、棚の中に収納していたものも問題なくそのまま収納できます。むしろ収納物を上から置くことによって安定性が増すでしょう。逆に収納物が全くなくても、棚の扉を閉めることで安定性は問題なく確保できます。

設置は本当に簡単。差し込むだけ
棚の中はこんな感じ
棒が平らなので上に物を置いても問題ない

 ただ、閉めた扉がよく見ると薄く開いてしまっていてきっちり閉まっていません。気になる人は気になるかもしれませんが、気密性が必要なものを収納していないので筆者は全く気になりません。

扉は閉まりきらない

 収納するときは、グラスを下に向けてベース部分を挿入していきます。この感覚は、まさにバーで働いていた時そのもの!

 これまでは洗ったグラスを毎回しっかりと拭き取らなければ水滴の跡が気になっていましたが、これならば洗いざらしでも水滴あとがつかず、すっきり乾いてくれます。

早速入れてみる。
美しい!

 一つだけ少し残念に思ったのは、後ろに入れているグラスをとるときに、手前のグラスをどかす必要があること。折角吊るしているので、後ろのストッパーを外して後ろからも取り出せると大変便利だなと思います。

 しかし、これほど取り付けが簡単、収納も楽ちん、加えて見た目がオシャレであればそんな小さな不満も吹き飛ばすほど。オススメアイテムです!

後ろはストッパーで止まる

福井 彩乃