やじうまミニレビュー

シンク下の扉に引っかけるレジ袋ハンガーでキッチンすっきり、効率アップ!!

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

 調理中に出るゴミの種類は実に多い。野菜の皮や魚の骨など生ゴミもあれば、キッチンペーパーなどの紙類、食品を包んでいたラップ、プラスチックトレー、缶や瓶……と枚挙に暇がない。

 これらのゴミを分別するため、ゴミ箱をいくつも用意しているのだが、ただでさえ狭いキッチン、動線の妨げにならないよう隅に置くことになる。するとシンクから少し離れてしまい、今度は効率の悪さを感じていた。

 そこで以前から気になっていた、「レジ袋ハンガープレート」を使うことにした。シンク下の扉にセットし、レジ袋を引っかけられるものだ。

山崎実業の「レジ袋ハンガープレート」
メーカー名山崎実業
製品名レジ袋ハンガープレート
実売価格1,690円(Amazon)

 実は以前、料理研究家の方が扉の取っ手にS字フックをかけてレジ袋を引っかけてゴミ袋にしていたのを見て、「料理のプロがやっているのだから、あそこが便利にちがいない」と思ったことがあった。いつか真似しようと思っていたのだが、同じ発想の製品があるのなら、使わない手はない!

フック、ネジがセットになっている
フックを本体の2カ所にネジで固定
シンク下の扉にフックを引っかけると、がっちりはまった
閉じると扉と一体化する

 S字フックとは違い、2つのフックでしっかり固定するためグラつかない。そして使わないときは、すっきり畳めるのもいい。赤と白のカラーリングは、たまたま赤系のラグを使用していたわが家のキッチンにピッタリだった。

 まずは1枚、レジ袋をかけてみる。1枚だけだと投入口が大きく広がるので、大きめのゴミも捨てやすい。でも、せっかく4枚までかけられるのだから、分別したいよなあ、と思い、4枚かけてみたら……やはり投入口が狭くなり、使い勝手が悪くなってしまった。

レジ袋1枚なら、投入口が結構大きく開く
閉じればスッキリ、汚らしく見えない
4枚かけられるのはありがたいが、どれがどのゴミ袋の投入口?
閉じても、なんだか騒がしい(笑)

 そこで捨てるゴミを厳選し、キッチンでよく出る生ゴミ(水分の少なめのもの)などの「可燃ゴミ」と「プラスチックゴミ」の2つに分別することにしたら、捨てやすさといい、効率の良さといい、わが家ではこれが正解だった。

 セットするのは、コンビニでもらうような小さめのレジ袋。ある程度溜まったところで、いつもの大きなゴミ箱に捨てる。一度大きい袋をセットしてみたが、ついゴミを入れすぎてしまい、かえってジャマになってしまった。

左がプラゴミ、右が可燃ゴミ。出たゴミをその場で捨てられる
ゴミが入った状態で閉じた感じは……許容範囲だ

 この場所に設置して1カ月超、しみじみ使いやすさを実感している。まず調理中に出たゴミを、一歩も動くことなくすぐ捨てられるのがいい。また、おやつの空袋などをゴミ箱に捨てず、キッチンに放っておくことの多かった息子も、「ちゃんと捨てなさい!」と言われる前に捨てるようになった。やはり面倒でないことは、人間やるものなのだな~と実感(笑)。

 こうして、以前ご紹介したキッチンペーパーホルダーたちとともに、限りあるスペースを有効活用したわが家の効率よいキッチン収納計画は、着々と進んでいる。

田中 真紀子