家電製品ミニレビュー
最新コンパクトミキサーで“グリーンスムージー”始めました
by 阿部 夏子(2013/11/27 00:00)
とにかく簡単、手軽!
今更ながら……グリーンスムージー生活始めました。グリーンスムージーとは、小松菜やほうれん草などの緑の野菜と、リンゴやバナナなどの果物、水をミキサーで攪拌して作る飲み物のこと。健康や美容に良いとして、数年前から注目されている健康ドリンクだ。
相棒に選んだのは、先日、日本で発売されたばかりの「オスター マイブレンダー」だ。容量600mlの1人用ブレンダーで、とにかくコンパクトなこと、食器洗い乾燥機OKなこと、4,000円以下という価格に惹かれて購入した。
メーカー名 | オスター |
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製品名 | オスター マイブレンダー |
希望小売価格 | 3,980円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,421円 |
オスターとは、アメリカの老舗ミキサーブランドで、ガラスボトルの大きなミキサーが有名で、その性能は折り紙付き。マイブレンダーも、そのDNAをしっかり受け継いだ製品で、コンパクトながら氷もクラッシュできるハイパワーを備えている。
本体は、専用ボトル、刃、飲み口、モーターから成る。使い方は至ってシンプルで、材料を入れたら、刃を固定して、本体にセットするだけ。スイッチはなく、上からボトルを押すようにすると、動作する仕組みだ。その際、本体とボトルの矢印の位置を合わせる必要がある。
入れる順番とカットの大きさに注意!
さっそく、小松菜とリンゴ、水を材料としたグリーンスムージーを作ってみた。材料をカットして、本体にセット、その後はスイッチを入れるだけなので、本当に簡単に作れる。自分の力加減で、直感的な操作ができる点も良い。途中間欠運転を挟みながら、約20秒ほどで、口当たりのなめらかなグリーンスムージーが完成した。
小松菜とリンゴ、水だけで作ったと聞くと、野菜嫌いの人はそれだけで敬遠してしまうかもしれないが、実際はりんごの甘みが広がって、とても飲みやすい。個人的には市販の野菜ジュースよりもずっとおいしいと感じた。
作る上で、注意するべきところは2つある。まず、材料を入れる順番が普通と反対であるということ。一般的にグリーンスムージーをミキサーで作る時は、水分が多いフルーツを下に入れて、その上に葉野菜を入れるが、マイブレンダーの場合は先に葉物野菜を入れて、最後にフルーツを入れる。これはボトルをひっくり返して本体にセットするためだ。
もう1つは、果物のカットを小さめにすること。容量600mlの1人用のミキサーなので、刃やボトルの直径がかなり小さめになっている。リンゴならば、1/8にくし切りにしたあと、さらに3等分くらいした方がいい。大きめにカットすると、刃が詰まってしまうこともあるので、注意したい。
軽くて扱いやすいボトルは、樹脂製で、専用の飲み口を付ければボトルから直接飲むこともできる。このボトルをそのまま持ち出せば、ジムや外出先でもグリーンスムージーを楽しめるというわけだ。ただし、個人的には食材の色や香りを楽しみたい方なので、グラスに移し替えて飲む方が多い。
仕事のためだったはずが今はすっかり毎朝の習慣に
最初は、「仕事のために……」と始めたグリーンスムージー生活だが、実はかれこれ1カ月程度は続いてる。グリーンスムージーを毎朝飲むようになってからは、胃腸の調子が良くなった。もう1つ、毎朝のコーヒーの習慣がなくなったのも大きな変化だ。グリーンスムージーを飲むと、ある程度おなかがふくれるので、その後にコーヒーを飲みたいという欲求がわかないのだ。10年以上も毎朝コーヒーを飲んで来た身としてはこれは劇的な変化といえる。
これまで色々な種類のミキサーを使ってきたが、使用頻度でいうと、マイブレンダーがダントツの一位だ。理由はいくつかあるけれど、出しっ放しにして使えることと、食洗機で簡単に手入れできることが大きい。機種によってはミキサー容器や刃の手入れは手間がかかって大変だが、マイブレンダーは使用後軽く水洗いして、そのまま食洗機に放り込んでおけばいい。グリーンスムージー生活を続ける上で一番大変なことと言えば、果物と野菜の準備くらいだ。
価格やデザイン、サイズのバランスも良く、グリーンスムージー用のミキサーとしてはパーフェクトに近い製品だと思う。