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家電製品ミニレビュー

キングジム「RELET(リレット)」

〜改札の“ピンポーン”が防げる電子マネービュアー
by 林 佑樹

キングジムの電子マネービュアー「RELET(リレット) EV10」
 SuicaやEdyなど、電子マネーはここ数年で一気に浸透した。都内であれば、ほとんどマネーレスで電車に乗り、買い物をし、食事をすることができてしまう。

 その過程で不安になるのが残額。意外と確認する術は少なく、電子マネー使用時の表示か、直前に貰ったレシートくらいなものだ。というわけで、今回はどこでも電子マネーの残額がわかる、キングジムの「電子マネービュアー RELET(リレット)」をチェックしてみよう。


メーカー キングジム
製品名 電子マネービュアー
RELET(リレット) EV10
希望小売価格 8,379円
購入店舗 Amazon.co.jp
購入価格 6,120円

 RELETは、電子マネービュアーという名前の通り、本体の背面に電子マネーカードを密着させることで、その電子マネーカードの残額がわかる、というもの。機能もシンプルなら、操作自体も「ON」ボタンを押すだけとシンプルだ。

 本体は約85.5×54×4.5mm(横幅×縦幅×厚さ)とカードサイズ。重量も約21gと軽い。しかし、意外と厚みがあるため、財布に入れて持ち運ぶのは容易でない。そのためか、RELETには専用のケースが同梱されている。

 

電子マネーとほぼ同サイズだが、4.5mmと厚みがあり、お財布に入れておくには難しい 使用方法は写真のように重ねて、本体表面のONを押す 電源はリチウムコイン電池×2。1日1回の使用で1年以上使用可能とのこと

 さて、RELETが対応している電子マネーを見てみよう。

 パッケージに大きく対応が謳われているのは、Suica、nanaco、Edy、WAONの4種類。ただしお財布ケータイには非対応となっている。

 RELETサイト上によると、動作確認が取れた電子マネーに、ICOCA、IruCa、Kitaca、SAPICA、SUGOCA、TOICA、nimoca、PASPY、PASMO、はやかけん、PiTaPa(JR利用分)が挙げられている。正直なところ、上記の大半を見たこともないのだが、電子マネーカードの数の多さに驚きだ。それにしても“〜CA”という名称が多い……。

Suicaをチェックしてみたところ。縦横をにピッタリ合わせなくても反応する
 使い方は上に記した通り、本体にカードを密着させて、ONスイッチを押せば、液晶部分に残額が表示される仕組みだ。表示は5桁までだが、10万円以上をチャージしている人は早々いないだろうから、十分な範疇だろう。

 小生が所有している電子マネーカードはSuica、Edy、PASMOの3枚と少ないが、いずれも写真の通り、問題なく残額が表示された。PASMOは使用しなくなってずいぶん経過していたが、問題なく残額の確認ができた。

 使用時の注意点は、2枚重ねた場合や、本体中心からズレ過ぎているとエラーが表示される。スイッチのある面に電子マネーを当てても反応するが、その際は 本体中央付近にカードの中央が重なるようにする必要がある。

PASMOもご覧の通り。しばらく使っていなかったが、210円分残っていたようだ Edyをチェックしてみたところ。RELETの表面に当ててもチェックが可能
おさいふケータイは残念ながら非対応 本体中心からズレ過ぎていてもエラーが表示される

 ちなみに、パッケージには専用ケースが同梱されるが、別売りで本革やポリエステルを使用した専用ケースも発売されている。いずれも、複数の電子マネーカードを収納でき、定期券入れ感覚で使えるため、財布に電子マネーカードを入れている人は、こちらに移し変えておいた方が便利だろう。

 多数の電子マネーカードを持ち歩く人はもちろんだが、SuicaやPASMOだけしか持っていないが、頻繁に使うという人にも価値のある製品だろう。改札を抜ける前に残額を確認しておけば、“ピンポーン”と進路を塞がれ、気まずい思いをしなくても済む。電子マネーを使いこなす都会人にお勧めしたいアイテムだ。
付属ケースに収納したところ ケースには、裏面にもカードがセットできる こちらは別売りのケース。内側には複数のカードが収納できる。RELET本体裏にもカードをセットするスロットも用意される




2010年4月27日 00:00