家電製品ミニレビュー

1万円で買える自動水拭き&乾拭きロボット「水ブキーナー」がワン! ダフル

 夏になると気になるのがフローリングのザラつき感。それまでは靴下を履いていたので気にならないが、夏は裸足になるので砂ぼこりのザラつきが気になってしまう。

 毎日掃除機をかけているのに気になるザラつきに効果的なのは、床の水拭き。でも夏の暑い最中の雑巾がけは重労働。そんなときにオススメしたいのが、モップ掛けロボットだ。

左は生きているモップの定吉くん。右は水ブキーナー。賢さは同程度(笑)
メーカー名サンコー
製品名水ブキーナー 「WATMOPR3」
実売価格9,800円

 部屋のゴミを吸ってくれるロボット掃除機に対して、コイツは床の拭き掃除を専門的にやってくれるというモノ。フローリングの乾拭きはもちろん、ザラつき感が気になるときは水拭きもしてくれる。しかもここで紹介するロボットは、なんと10,000円を割る超お買い得モデル。

 きちんと床掃除してくれるかを、実験して確かめてみた。

2時間半の充電で乾拭きなら90分、水拭きなら60分お掃除

 ロボット掃除機のような充電台はなく、ACアダプタを本体に差し込むようになっている。充電時間はおよそ2時間半。フル充電の状態で乾拭きなら90分、水拭きなら60分の運転ができる。

専用のACアダプタを差し込んで充電する
充電時間は2時間半ほど
内蔵している電池はニッケル水素電池(おそらく6本)で、容量は1,200mA。繰り返し充電利用回数の明記はなかったが、おそらく1,200回ぐらいと思った方が良いだろう

 モップは水拭きと乾拭き用の2種類が添付されており、用途に応じて使い分けられる。取り付けはマジックテープ式なので付け替えも簡単。また必要に応じて追加で購入もできるから安心だ。

 乾拭きの場合は、モップを本体に取り付けるだけでOK。

青く細かい起毛が立っているのが乾拭きよう。白い右側が水ぶき用
乾拭きの場合は、青いモップをつけるだけでお掃除開始!
モップ部分は上下に5mmほど動くので、床に密着する
ただし電線などに引っかかりやすい

 水拭きの場合は、本体から透明のリングを取り外す。このリング薄型の水タンクになっていて、徐々にモップに水が染み出すようになっている。

 ただし充電中など水タンクをつけたままで置いておくと、床がびしょ濡れになってしまうので注意したい。リングに入る水はわずかにしか見えないが、およそ250ccも入るのだ。

透明のリングを取り外し水を入れる
水はリングについている2箇所のペン先のような部分から染み出し、モップを湿らせるというしくみ
この部分から水が染み出してくる
水拭きモードで掃除中
床を見るとしっかり水拭きしている跡が残っていだ。感心! 感心!

走行パターンは全部で3種類! 毎日使えば拭き残しも少なくなる

 走行パターンはランダム走行と矩形走行、壁ぎわ走行の3タイプ。これを切り替えて走行するが、部屋の形や自分の居場所を認識しないので、拭き残しができてしまうようだ。この価格なら仕方ないと割り切って、毎日掃除させることで拭き残しを少なくしていくのがいいだろう。

 なおロボット掃除機のように吸引しないので、運転音はとても静か。テレビを見ながら運転していてもまったく気にならないほどだ。

ロボット掃除機が大好きな定吉君は、濡れる床が不思議のようで、追いかけるほど(笑)。音も静かで、まったく怖がらない

 なおセンサーは落下防止センサーが本体下に6個ついており、階段から落ちたりする心配はない。

 走行スピードは遅いので障害物に当たっても衝撃は少ないが、ロボット掃除機のような壁センサ(バンパースイッチや距離センサ)を持っていないので、ゴミ箱などの軽いものは引きずってしまう。

映像は30倍速です。最後は窓ぎわで電池がなくなり、行き倒れています(笑)

 また障害物センサは、ロボットが直進できるか否かのみを見ているようだ。「駆動輪が動かない=障害物あり」としているようで、左右、中央のどこに障害があって進めないのかは見ていない様子。それゆえ隙間の奥に入り込んでしまうと、なかなか脱出できずに苦しんでいた。

3つの四角い窓が落下防止センサー。前方と後方で計6箇所
ケーキみたいに高さのある部分が本体なので、段差を落ちるギリギリで止まって、なかなかスリリングなヤツ

 床を拭くためロボット掃除機のように段差は乗り越えられない。床に電線が走っていたりすると、うまく掃除できなかったり、引っかかってしまうこともあるようだ。

 なお乾拭きが水拭きより30分長いのは、電池の持ちが違うから(笑)。手で雑巾掛けするのと同様、水拭きの方が重いので、電池の持ちが悪い。また充電台がないため、ロボットは電池の切れたところで行き倒れになる。水拭きで注意したいのは、長時間家を空けておくと、行き倒れになったところが、びしょビショになってしまうので注意したい。とくに畳の水拭きは要注意だ。

ロボット掃除機より一回り小さい直径28cm
高さはちょと高めの8.5cm
水拭き中で使わない乾拭きようのモップは、上に被せておけるので便利

毎日使って障害物の少ないワンルームならオススメ

 部屋にじゅうたんを敷いているような部屋には不向き。完全フローリングでイス中心の生活の人向けだ。またモノが多い部屋、複雑な形の部屋も苦手なので、ワンルーム系の部屋に良いだろう。

 10,000円を切る拭き専門の掃除機。エントリーモデルとしてはオススメしたい。

拭き掃除もワン! ダフルにこなす、水ブキーナー

藤山 哲人