走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!

走り終えた後の疲労感を軽減するコンプレッションウェア

実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド!

 コンプレッションウェアの先駆けブランドとして日本のランナーから高い評価を受けてきたC3fit。その優れた機能性は一部のアイテムが一般医療機器「弾性ストッキング」の血行促進効果を持つことでも証明済み。今回そんなC3fitの最新モデル、「インスピレーションゲイター」をテストしてみた。

C3fit「インスピレーションゲイター」
ブランド名C3fit
製品名インスピレーションゲイター
購入場所NEUTRALWORKS.TOKYO
実売価格4,320円

 C3fitと筆者の付き合いはかなり古い。このブランドがスタートした最初のシーズンに、コンプレッションゲイターをトライして、その性能の高さを実感し、それ以降ゲイターやタイツ、アームカバーなどを使用し続けている。

 そして今回トライしたのは、ふくらはぎ部分に使用するゲイターの最新モデル「インスピレーションゲイター」だ。

 このモデルは従来のC3fitの製品と同じく一般医療機器「弾性ストッキング」の血行促進効果を確保。その優れた血行促進効果によって、着用者はよりよいコンディションで各種スポーツに臨める。

 そして今回のモデルで大きく改善されたのが、そのフィット感。縫い目部分に特殊なテープを貼り(スマートシーム加工)、肌面をフラットにすることにより、ストレスの少ない着用感で長時間の着用でも今まで以上に快適となった。

縫い目部分に特殊なテープを貼って肌面をフラットにすることにより、ストレスの少ない着用感で、長時間の着用でも今まで以上に快適となったスマートシーム加工を採用

 今回ランニング(6km)の際に使用してみたが、走行中履いているのを忘れてしまうほどのソフトなフィッティングを体感でき、走り終わった際や翌日の疲労感が着用していないときよりも少ないと思った。ランニング以外にテニスやジムトレーニング、長距離フライトにも活用できるので、ひとつあると本当に便利。タイツと異なり着脱が簡単なのも有難い。

南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間56分09秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。