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壁際のゴミもすっきり取れる! 日立の2WAYコードレススティッククリーナー
(2016/3/31 12:14)
日立アプライアンスは、強力パワーのコードレススティッククリーナー「パワーブーストサイクロン PV-BD700」の記者向け説明会を開催した。4月23日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は80,000円前後(税抜)。
小型軽量と高効率を両立した「小型ハイパワーファンモーター」と、力強いサイクロンを発生させる「パワーブーストサイクロン」を採用したコードレススティッククリーナー。コードレスでも強い吸引力を実現していることが特徴だ。
新モデルでは、手軽に「スティック」から「ハンディ」に切り替えられる「サッとズームスティック」を新たに採用し、手元のレバーを引くだけでパイプの長さを調節できるようになった。フローリングのほか、狭いところの奥や階段、車のシートなど、さまざまな場所に合わせて形態を変えて掃除できる。また、ヘッドにはフローリングの溝に潜むゴミまでしっかり吸引する「きわぴた」構造を採用している。
メインの掃除機として使うことを想定し、使い勝手を重視
日立アプライアンス ユーティリティ商品企画部 湧廣氏は、新モデル開発の背景について「日立のコードレススティッククリーナーを購入したユーザーは、購入時に使い勝手の良さを評価いただいていることがわかりました。また、7割以上の方がメインの掃除機として住居全般を掃除しています。新モデルでは、メインの掃除機として十分使えるコードレススティッククリーナーとして、さらに使いやすく改良しました」と語った。
手元レバーでサッと引いてパイプの長さも調節できる
PV-BD700は、手元レバーでパイプを縮めればハンディとしてそのまま使える「サッとズームスティック」を採用。一般的な2WAYコードレススティッククリーナーは、本体にハンディクリーナーが格納されている、2in1タイプが主流であるが、日立は本体の形を”変形”させる独特の方式を取り入れている。
そのため、フローリングの床はもちろん、狭いところの奥や、階段、車のシートなどで掃除をするときに、好きな場所で用途に合わせてサッと形態を変えることができる。ヘッドを押さえなくてもパイプを片手で伸縮できるのも日立だけの特徴だ。
スティッククリーナーは重心が低いと使いやすく、ハンディクリーナーのときは、重心が手元にあると小回りが効いて手元部分に余計な負担がかからない。同機は使い勝手を考慮し、スティックとハンディでは、重心位置が変わるように設計している。
また、充電台に置かなくても本体だけで自立するので、掃除を中断したり、物を動かしたりするときも、床に寝かせる必要がなくパッと置ける。
強力なパワーで、ヘッドを押したときも引いたときもゴミを吸い取る
メインの掃除機として使える強力なパワーを実現するために、コードレススティックに最適化した日立独自の小型ハイパワーファンモーターを開発。加速させてパワーを強めた「パワーブーストサイクロン」でゴミと空気をしっかり遠心分離する。充電時間は約3.5時間、運転時間は標準で30分、強運転で約8分。
持ち上げるとブラシの回転が自動停止する「持ち上げ停止スイッチ」で、細かく電源がオフされるため、無駄なく使えるだけでなく、小さな子供がいる家庭でも安心して使える。
壁際のゴミもしっかり吸い取る! 新開発の「きわぴた」構造
ワイドな幅28cmの自走スマートヘッドは、回転ブラシの駆動力で前に進み、軽い力で掃除できる。
さらに、バンパーに穴を開け、ヘッド前側から底面へ空気が流れる「きわぴた」構造を新たに開発し、壁際までしっかり吸収できるようになった。
家中で使うことを目的に、使いやすさを追求した新しいコードレススティッククリーナー
実際に使ってみたが、細部まで使い勝手にこだわった日立らしいコードレススティッククリーナーだと感じた。普段はスティックとして使用して、思い立ったときにパッとハンディに変えられる手軽さが魅力だ。
付属品の「伸縮曲がるブラシ吸口」を使えば、エアコンの上などの手が届きにくい部分も、カンタンに掃除できる。ほかにも、「すき間用吸口」や「ふとん用吸口」が付属しており、これ一台でメイン掃除機として十分使えそうだ。
PV-BD700の本体サイズは280×230×785~1,015mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.3kg。カラーはシャンパンゴールドとルビーレッドの2色。
ループハンドルを採用し、ふとん用吸口や伸縮曲がるブラシ吸口を省いたPV-BD400は5月下旬に発売する。カラーはシャイニーブランのみで、価格はオープンプライス、店頭予想価格は65,000円前後(税抜)。