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1台5役でパスタも茹でられる過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」
(2015/5/21 15:31)
東芝ホームテクノは、過熱水蒸気オーブンレンジの新モデル「石窯ドーム ER-ND500」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は16万円前後(税抜)。
熱風を循環させる湾曲天井の「石窯ドーム構造」を採用した過熱水蒸気オーブンレンジ。新モデルでは、深さ約5cmの深皿と専用の「深皿メニュー」を追加。焼く/煮込む/炊く/茹でる/炒める、5つの調理が手軽にできる。
深皿メニューでは、市販の乾燥パスタとトマトソースを使ったナポリタンの自動調理が可能。ほかにも、3品同時に調理できるセットメニューを搭載。主菜1品、副菜2品が同時に作れ、夕飯用や作り置き用のメニューに適しているという。
オーブン機能では、業界最高の350℃の高温で焼き上げられる「350℃石窯メニュー」を新採用。予熱温度も従来の250℃から320℃にアップし、短時間で美味しく調理できる。クリスピーピザの焼き時間は、約半分の時間の3分40秒に短縮されている。
焼きムラを抑える機能として、熱風の向きを交互に変える正逆反転ファンで偏りをなくす「焼き色上手なくるりん熱風」や、周囲にスリットを設けて食品を前後左右から包み込んで焼く「遠赤包み焼き角皿」を備える。
解凍は生活シーンによって使い分け可能
解凍機能も、赤外線センサーにより食品の高温と低温部分を検知でき、用途によって使い分けられる「3つの解凍」を新搭載。ひき肉や薄切り肉、少量解凍に適した「スチーム全解凍」、包丁で切れるくらいまでのかたさにできる「お急ぎ全解凍」、さくっと切れて食べごろ温度にできる「さしみ(半解凍)」を用意する。
このほか、よく使う自動調理メニューをワンタッチキーで選べる機能や、ABCクッキングスタジオ開発のレシピを含めた369レシピなどを従来モデルより継承する。
手入れ面では、庫内と角皿をセラミックコーティングしている。食材がこびりつきにくく、調味料や油汚れが付いても簡単に落とせるという。スチームで汚れを浮かす「手間なしお手入れ」機能も搭載する。
本体サイズは、500×465×412mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約24kg。消費電力は1,430W。本体カラーはグランホワイトとグランレッドの2色。
下位機種として、深皿が付属しない「ER-ND400」、オーブン最高温度が300℃の「ER-ND300」、250℃の「ER-ND100」を、6月中旬より順次販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、12万円前後、9万円前後、7万円前後(税抜)。