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ネスプレッソ、視覚・嗅覚・味覚で味わうコーヒーテイスティングコンテストを開催

複数のコーヒーを味わい、香りや味の違いから銘柄を当てる

 ネスプレッソは、一般参加型のコーヒーテイスティングコンテスト「Nespresso Gold Capsule Contest2014~ネスプレッソ ゴールド カプセル コンテスト2014」を11月21日、22日の2日間、東京・表参道と大阪・心斎橋にあるネスプレッソコーヒーエクスペリエンスセンターにて開催する。ネスプレッソが展開する22種類のカプセルタイプのコーヒーから7種類をテイスティングし、種類を当てるというコンテストで、最優秀者はネスプレッソ コノサー(目利き・鑑定家の意)として、同社のプロモーション活動などに参加する。

 今回のイベントは、既にネスプレッソを使っているネスプレッソクラブメンバーだけでなく、製品を持っていないノンメンバーも参加できる。参加定員は各会場1日45名で、応募は公式サイトから11月3日23:59まで行なっている。

 記者も実際にテイスティングにチャレンジしたが、想像以上に難しい。特に香りが強いエスプレッソは、味と香りの違いを見分けるのが難しかった。テイスティングのコツは、表面にあるクレマ(泡)の上からと、クレマの下からそれぞれ香りを嗅ぐこと。テイスティング用のスプーンなどを用いて、中をかき回したりすることでより香りの個性が強くなった。

22種類ある専用カプセルグラン・クリュから7種類をテイスティングし、正確性を競う
コンテストでは、筆記試験も用意される
テイスティングのコツは、視覚、嗅覚、味覚をフルに使うこと
グラン・クリュの特性などが書かれたチャートを参考にする
香りが強いエスプレッソのテイスティングが難しかった

 ネスプレッソの市川貴幸氏は、「コンテストを通して、ネスプレッソのことをより深く理解してもらうのが目的。ネスプレッソはよくエスプレッソ専門と思われてしまうが、そんなことはない。レギュラーコーヒーに近い味わいのものもあるし、デカフェやフレーバーコーヒーなども揃っている。全てのカプセルは、“特級”を意味するグラン・クリュとして、土壌管理から生産まで一貫して自社で行なっている。日頃、コーヒーをこのように飲むことは少ないと思うが、是非チャレンジして欲しい」と話す。

ネスプレッソの市川貴幸氏
ネスプレッソで採用しているコーヒーは、世界のコーヒーの1~2%の最高級コーヒーのみ
土壌管理から、生産や品質管理まで全て自社で行なっている

阿部 夏子