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マットを使わない「お手軽乾燥」搭載のプラズマクラスター乾燥機

DI-DD1S

 シャープは、マットを使わない「お手軽乾燥」搭載のプラズマクラスター乾燥機「DI-DD1S」を、9月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、22,000円前後(税抜)。

 布団や衣類、靴などを乾燥・脱臭できる乾燥機。同社独自の「プラズマクラスターイオン」を搭載し、イオンと温風を一緒に放出することで、乾燥だけでなく、脱臭や静電気の除去もできるという。

 新モデルは、「ワイド送風アタッチメント」を新たに同梱し、乾燥マットを使わない「お手軽乾燥」を実現した点が特徴。ワイド送風アタッチメントを取り付けたホースを、掛けふとんと敷きふとんの間に直接差しこむだけで、人の体が一番触れる中央部分を集中的に乾燥・脱臭できる。

 なお、本体は従来モデル同様に、乾燥マットも付属。マットを使用してふとん全体を乾燥・脱臭することもできる。忙しい平日はふとんの中央部分のみを「お手軽乾燥」、休日はふとん全体を「しっかり乾燥」など、生活シーンに合わせて使い分けられるという。

 また、高濃度プラズマクラスター7000の搭載により、生乾き臭を脱臭しながら部屋干し衣類を乾燥することや、「くつ乾燥アタッチメント」を使用して、くつやブーツも脱臭しながら乾燥できる。

 空気の汚れを浄化する「イオン送風」機能では、クローゼットや押入れなど限られた狭い範囲の乾燥・脱臭や、約6畳の部屋の空気の浄化・脱臭ができるという。

 このほか、必要なときに自分の周りだけを暖められる「スポット暖房」機能も従来モデルより継承する。乾燥運転時よりも温風温度が高いため、ふとんや衣類を暖めたり、キッチンや脱衣所などの暖房機がない小スペースでも手軽に使用できるという。

 運転モードは、布団の乾燥時間は20/60/90分、衣類の乾燥時間は120/240分から選べる。イオン送風機能は「強/弱」の2段階を用意する。

 本体サイズは141×328×321mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約3.6kg。消費電力はスポット暖房「強」で500W。プラズマクラスターイオンの濃度は1立方cm当たり7,000個で、適用床面積は約6畳。付属品として、乾燥マット、ワイド送風アタッチメント、くつ乾燥アタッチメントが同梱される。

西村 夢音