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日立、ステンレス素材で清潔さにこだわった加湿空気清浄機
(2013/9/30 13:01)
日立アプライアンスは、本体内部に除菌効果のあるステンレス素材を採用した加湿空気清浄機「ステンレス・クリーン クリエア EP-JV700」を10月19日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は50,000円前後。
適用畳数24畳の加湿機能付き空気清浄機。空気清浄機内部の清潔さにこだわり、除菌効果があるステンレス素材をプレフィルターや脱臭フィルター、フラップ、吹出口に採用した「ステンレス・クリーン システム」を搭載した点が特徴。
ステンレス素材は金属イオンを含有しており、接触した菌の活動を抑える効果があるという。なお同じステンレス素材は、同社のエアコンにも採用されている。
プレフィルターには、同様のステンレスを使ったステンレスコーティングを施す。従来のプレフィルターでは落ちにくかった油煙を含むホコリも、掃除機をかけるだけできれいに吸い取れるという。
衛生面ではほかに、風を送り出すファンや、加湿フィルター、水トレイに抗菌加工を施した。
脱臭フィルターには、脱臭力が長持ちする「光アクティブ脱臭&ダストフィルター」を昨年モデルから継続して採用する。同フィルターは光触媒活性炭を含み、本体前面パネルから採り込んだ光が当たると、光触媒が活性化し、フィルターに付いた臭い成分を、水分子と無臭のガスに分解して、脱臭力を自動で回復する。これにより、硫黄系やアルデヒド系を含む11種類のニオイ成分のほか、4種類の有機化学物質(VOC)も低減するという。
集塵フィルターには、花粉や浮遊菌など微細な粒子まで捕集してアレル物質の活動も抑える「アレルオフ微細じんHEPAフィルター」を従来に引き続き採用し、「PM2.5」にも対応する。
省エネ面では「eco節電運転」機能を搭載し、通常の自動運転に比べて消費電力量を最大約21%抑える。
使い勝手の面では、給水タンクに、中まで手の入る「洗える広口タンク」を採用し、手入れしやすいよう配慮した。
本体サイズは398×293×648mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は16kg。消費電力は56W。風量は6立方m。空気清浄にかかる時間は8畳で12分。加湿方式は気化式。最大加湿量は約630ml。運転音は15~48dB。カラーはホワイト。
同時に、除湿機能も搭載する除湿・加湿空気清浄機「EP-JV1000」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は90,000円前後。本体内部にはステンレス素材を採用している。空気清浄の適用畳数は25畳。
下位機種として、ステンレス素材を省略した加湿空気清浄機「EP-JV600」と空気清浄機「EP-JZ30」も発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は順に40,000円前後、13,000円前後。空気清浄の適用畳数は順に24畳、15畳。