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8畳の部屋を7分で清浄する、「ワイドスピード集じん」加湿空気清浄機

「ステンレス・クリーン クリエア EP-KVG900」左から、シャンパン、パールホワイト

 日立アプライアンスは、加湿空気清浄機「ステンレス・クリーン クリエア EP-KVG900」を、10月4日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、65,000円前後(税抜)。

 適用床面積41畳の加湿機能付き空気清浄機。本体背面側方から部屋の空気をワイドに吸い込み、きれいな空気を本体上方から吹き出す集じん方式「ワイドスピード集じん」を新たに搭載した。

 「ワイドスピード集じん」は、背面側方の吸気面積を従来機種(EP-JV700)よりも1.5倍拡大し、大風量を実現する新モーターと小型高効率ファンを搭載し、吹き出し経路を最適化した。これにより、8畳の部屋なら7分で清浄できるという。

「ワイドスピード集じん」イメージ図

 また、通常の空清自動運転に比べてスピード清浄する「PM2.5センシング」を新機能として備える。同機能をオンにすると、ホコリセンサーの微粒子濃度の検知が高感度に切り替わり、濃度が高いときは自動でターボ風量になり、室内をすばやく清浄する。

 脱臭フィルターには新たに、水洗いが可能な耐水性脱臭素材の「洗える脱臭フィルター」を採用した。

 本体前面には、傷つきにくく手入れが簡単な強化処理ガラス製の「ガラスパネル」を新採用。フラットで汚れもサッと拭き取れるのが特長だという。

 操作は、前面のガラスパネルに「タッチ操作部」を採用。通常運転時は操作ボタンが消灯し、「湿度/温度」と、空気の汚れ具合を色の変化で知らせる「クリーンモニター」のみが表示される。「MENU」ボタンに触れることで、操作ボタンが表示される仕組み。

タッチ操作部

 本体内部は、除菌効果があるステンレス素材を、プレフィルターや吹き出し口などに採用した「ステンレス・クリーンシステム」も従来モデルより継承する。

 床の設置面積は、B5版のノートを開いた状態とほぼ同じサイズのスリムデザインで、置き場所に困らないという。

 本体サイズは360×254×669mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は12.5kg。消費電力は85W。風量は9立方m/分。加湿方式は気化式。最大加湿量は約800ml/時。運転音は15~54dB。本体カラーは、シャンパンとパールホワイトの2色。

 下位機種として、適用床面積が31畳の「EP-KVG700」、ワイドスピード集じんやPM2.5センシング機能などを省略した26畳タイプの「EP-KV600」も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、55,000円前後、40,000円前後(税抜)。

 同時に、除湿機能も搭載する27畳タイプの除湿・加湿空気清浄機「EP-KV1000」、15畳タイプの空気清浄機「EP-KZ30」を発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、90,000円前後、12,000円前後(税抜)。

西村 夢音