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三洋電機の縦型洗濯機、発火の恐れで4万5千台をリコール
~電解水の生成基板が異常発熱
(2013/5/15 17:06)
三洋電機は、2005年9月から2009年2月に製造した縦型洗濯乾燥機「AWD-E105ZA」と「AWD-E105ZB」の2品番について、製品に起因する発煙、発火事故が起きたため、該当製品の無料修理を行なうと発表した。5月16日付けで、新聞紙面にリコール社告を掲載する。
対象となるのは、AWD-E105ZAの全製品41,300台と、AWD-E105ZBの製造番号「600001~604000」4,000台で、計45,300台。
三洋電機の洗濯機は、水道水を電気分解することで生成される、除菌・脱臭効果のある活性酸素を含んだ水「電解水」を用いて衣類を洗う機能を採用していた。
今回の事故の原因は、この電解水を生成を制御する基板(電解基板)の電源回路に使用されるダイオードが異常発熱して、発煙、発火に至る事故が3件起きたという。
該当製品のユーザーには、無料で電解基板を交換する修理を実施する。対応は、専用フリーダイヤルまたはホームページから受け付けている。