タイガー、魔法瓶のサーバーで“淹れたての味”を保つコーヒーメーカー

 タイガー魔法瓶は、保温性の高いステンレスの“魔法瓶サーバー”を搭載したコーヒーメーカー「ACU-A040」を、8月21日に発売した。希望小売価格は10,500円。

ACU-A040 カフェルビーカフェクリーム
コーヒーサーバーの構造。真空断熱層を設けた“まほうびん構造”のため、コーヒーが冷めにくく、淹れたての味が長持ちするという

 一度に4杯分のコーヒーが作れるコーヒーメーカーで、コーヒーサーバーに保温性の高いステンレス製の魔法瓶を採用した点が特徴。ヒーターで加熱することなく保温できるため、コーヒーの煮つまりがなく、風味や香りを逃がさない“淹れたての味”が長続きできるという。

 サーバーのフタはワンプッシュ栓を採用しており、レバーを押しながら傾けると簡単に注げる構造となっている。また、サーバー内面には、汚れやニオイがつきにくい鏡面加工が施されている。

 フィルター部は、リブ(溝)を深くした構造を採用。これにより、ペーパーフィルターとフィルターの間に空間ができ、コーヒーをじっくり蒸らして抽出し、コクがあるのに雑味が少ないまろやかな味が楽しめるという。なおフィルターは、手入れがしやすいよう横に引くだけで着脱できるスライド式となっている。

 本体サイズは253×154×313mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2kg。消費電力は550W。水タンクの容量は540ml。お湯の沸騰後にスイッチを自動で消すオートオフ機能も備えている。本体カラーはカフェルビーとカフェクリームの2色。

内面の鏡面加工がある場合とない場合の比較。汚れやニオイが付きにくくなっているリブを深くすることで、コーヒーの粉をじっくりと蒸らし、まろやかな味が楽しめるという




(正藤 慶一)

2010年9月2日 14:35